富山短期大学/志望理由
「食」の大切さを伝えられる栄養教諭になりたい

※掲載内容は取材時のものです
興味を持ったきっかけ
料理をすることが大好きで、高校時代には、お菓子を作って友人にあげたり、家族の食事を作ったりしていました。みんなが「おいしかった」と笑顔になってくれることがうれしくて、“食”で人を幸せにしたいと思うようになりました。また、高血圧のため食事療法をしている祖父と一緒に「そうめん」を食べた時、だしの味がしっかり感じられ、塩分控えめなのにいつも以上においしかったことに驚き、栄養学や調理学など食に関してもっと学びたいと思うきっかけになりました。
この大学を選んだ理由
オープンキャンパスに参加した際に、患者さんに寄り添った食事の提供をしている病院の事例を聞き、食べる人のことを一番に考える管理栄養士さんの姿に感動しました。また、姉が、Tomitanを卒業して栄養士として働いており、毎日、食べる人のことを考えた献立をつくり、調理をして提供する姿に共感し、Tomitanへの入学を決めました。
現在学んでいる授業では、特に調理学実習は多くの気づきを得ることができ、とても興味深いです。例えば、ハンバーグは自分の得意料理だと思っていましたが、実習で教わったレシピの分量や材料の選び方、作り方の違いで、さらにおいしくなり調理の奥深さを実感することができました。
社会との関わり
日本は、食料自給率が38%と世界でも低いのに、食品ロスが多いと聞きます。
授業で「給食の残食を減らす工夫」について話し合った時に、私は、見た目をよくして残さないようにしたらと考えましたが、他の人からもさまざまな工夫や素敵なアイデアがたくさん出てきました。一人ひとりが少しずつ工夫すれば、目の前の残食を減らすことができ、その積み重ねが、日本の食品ロス削減やSDGsにつながっていくことに気づきました。
将来は、子どもたちに「食」の大切さや「いのち」の尊さを伝えられる栄養教諭になりたいと思っています。