華頂短期大学/私のイチオシ
子どもに寄り添い、健やかな成長を手助け

※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?

障害がある子どもや養育環境に恵まれない子どもなど、教育的に支援が必要な子どもに関する研究を行っています。助けてほしい人が自分で当たり前のように「助けて」と言える社会を実現するためには、周りから数多くの支援が必要です。また、人を支えて育てる幼児教育・保育の仕事は、今後のAI時代にも生き残る仕事と言われています。1人でも多くの「大きくなりたい」という思いを持った子ども達に寄り添って支えていくこと、これが特別支援教育の重要な役割であると、認識していただけるとうれしいです。
この学問のココがおもしろい!
子ども達は個人差はありつつも、年齢ごとに育つ目安があり、授業で学ぶ「育ちの過程」を実際に現場で照らし合わせてみると、気づきがたくさんあります。また、身体の使い方や日頃の好きなものや苦手なものなど、子どもの姿を多角的に見ていくと、様々な「生きづらさ」が見えてくることもあります。小さな身体で力いっぱい泣いたり叫んだりして、伝えようとしている気持ちをしっかりと受け止めて、寄り添い、笑い合える関係を築いていけるところに、特別支援教育の興味深さを感じます。
キャンパスのお気に入りスポット

華頂短期大学は小規模ですが、4年制大学の京都華頂大学も併設されており、どの学科もアットホームな雰囲気です。学生が教員を信頼して、たわいもない話から人生相談まで気軽にできる関係づくりを大切にしています。キャンパス内に附属幼稚園があり、普段から子ども達の元気な声が聞こえるのも本学ならではの環境です。また、友達と楽しく過ごせる場所、1人でゆっくりできる場所など、その時々の気分で過ごす場所を選べるのも魅力です。京都府以外でも滋賀県や大阪府、奈良県などからでも通いやすいので、ぜひ一度オープンキャンパスに参加して、華頂の幼児教育[音楽・造形・運動]を体感してみてください。