四天王寺大学短期大学部/卒業後の進路
子どもたちが安心して成長できるよう、そばで支える保育士へ

※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
私は、素直で何事にもがんばる子どもたちが愛おしく、そんな子どもたちが安心して成長できるようそばで支えたいと思い、保育者をめざしました。そして、私が生まれ育った貝塚市が大好きなように、「ここで育ってよかった」と子どもたちが誇れるよう、地域の伝統文化や歴史などに触れてもらえる保育を展開したいと思い、公立保育園への就職を決めました。
就職活動対策として、1年次の夏休みに行われる公務員試験対策講座に参加しました。そこでは主にSPI3などの筆記試験対策が行われ、基礎問題をやさしく丁寧に教えてくださるので、勉強が苦手な私でも解き方の知識をしっかり習得することができました。またその知識は本格的に試験勉強に取り組む際にも大いに役立ち、おかげで受験したすべての自治体の筆記試験で合格することができました。
キャリア選択のポイント
さまざまな実習先で出会った子どもたちや保護者の方々の存在が、私の「保育者になりたい」という気持ちの大きな原動力になりました。
初日にはなついてくれなかった子どもとも、日々の関わりを通して信頼関係を築くことができ、「先生!」と寄ってきて頼ってくれるようになりました。たった数日でも子どもたちの成長する姿を実感でき、その姿をもっと見守り、関わっていきたいという気持ちが芽生えました。
また、実習先の先生方から「矢倉さんなら立派な保育士になれますよ」というお言葉にも励まされ、さらに保育者の道に進みたいと決意が固まりました。
今後の夢・目標
「子どもが好き」という単純ですが大切な気持ちをいつまでも忘れず、年月が経ち、どれだけ大変なことがあっても、子ども一人ひとりに愛情を与え続けられる保育者になりたいです。いつか私が関わった子どもが保育実習生として戻ってきてくれることがあれば、その子が保育者として大きく成長できるよう、全力で応援できるような先生になりたいと思います。