頌栄短期大学/私のイチオシ
こどもってすごい!「育つ」って奥深い!
保育科
布村志保先生
※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
皆さんが「絵本」と聞いて思い浮かべる作品は何でしょうか。自分が好きな絵本や思い出深い絵本、あるいはロングセラーで読み継がれ、よく知られている絵本、今話題になっている絵本かもしれませんね。
私たちの周りにはたくさんの絵本がありますが、子どもたちは大好きな絵本を何度も繰り返して読みます。その絵本に子どもはなぜ惹かれたのでしょう。また、皆さんならどんな絵本を子どもたちと読むでしょう。さまざまな要素が詰まった絵本の理解を、こどもの発達や心理などと重ね合わせて考えることも保育の学びの1つです。
この学問のココがおもしろい
「人が育つ」ってすごいことです。例えば、人が生まれてから1歳になるまで、どのように育っていくのか、皆さんは説明できますか。睡眠が安定するのはいつでしょう?歯はいつ頃からどのように生え、いつ頃から離乳食が始まるのでしょう。
乳幼児期は身体や運動機能の成長が著しく、子どもたちはあそびや生活の中で、ことばや人との関わりなどを学んでいきます。子どもはさまざまなコトやモノに関心を寄せ、自ら関わっていく存在!大学では、そんな子どもたちに関わる多様な学問分野を踏まえて考えていきます。
キャンパスのお気に入りスポット
神戸ならではの坂を登ると本学があります。教室の窓から外を眺めてください!幼稚園とともに創設された本学が135年間大切にしてきた「子どもがいきいきと過ごせる環境とは何か」が、きっと見えてくるはずです。
また、図書館にも立ち寄って欲しいと思います。保育・幼児教育に関する豊富な専門書とともに、絵本や紙芝居、パネルシアターなど多くの児童文化財を所蔵しています。ぜひ手に取って見てくださいね。