東海医療科学専門学校
トウカイイリョウカガクセンモンガッコウ
/ 愛知
専修学校
卒業生の仕事
対象者の幅を広げて、自分の引き出しを増やしていきたい!
Q1.仕事の魅力・やりがい
私は病院の回復期病棟で、主に高齢者の方の作業療法を行っています。担当患者さんが決まるとまずは、申し送りやカルテを確認。理学療法士と一緒に評価を行い、リハビリ内容を決めます。そして、問題となる動きに合わせて作業療法へ介入します。例えば、つまむ力が弱い方には粘土や紐結びで楽しみながら、少しずつできることを増やし在宅復帰を支援していきます。
仕事で心がけているのは、出来たことを褒めるということ。褒める声がけは、リハビリのやる気に繋がるので大切にしています。
精神面からも支えるというのは大変なことも多いのですが、患者さんが回復して「ここまで動けるようになったのは、みなさんのおかげです」と仰っていただけると嬉しくなります。これからはもっと様々な対象者と関わりながら、作業療法士としての幅を広げていきたいです。
Q2.私の学生時代
患者さんに合った評価や介入方法などを選択することは、とても難しく立ち止まりそうになることがあるのですが、そんな時に役立っているのが東海医療科学専門学校で使っていた「サブノート」です。
それぞれの科目ごとに要点がまとめられている先生の手作り教材で、さらに授業中に聞いた大事な情報を自分で書き込めるようになっているというもの。何十冊も手元にあり、それは患者さんのリハビリを計画する上でのヒントになっていて、卒業した今でも大切に使っています!
そして、実際の臨床現場さながらの緊張感があった実技試験。そこで培われた評価の正確性や丁寧な声がけは、実際の臨床場面でもとても役立っています。
Q3.後輩へのアドバイス
東海医療科学専門学校の作業療法科の特徴である、手作り作品の創作活動「手作りテーション」など、楽しみながら学んで、実践力を身に付ける授業がたくさんあります。
専門科目は基本的に覚えることが多いので、日々の小テストで理解度を確認し、授業でわからなかったことは積極的に質問することをおすすめします。
どの先生方も丁寧に教えてくれます。人見知りな私でも気軽に聞くことができる、親しみやすい先生ばかりなので安心ですよ。まずはオープンキャンパスに参加して、作業療法科のにぎやかな雰囲気を確かめに来てください!
草皆 希来璃さん
東海医療科学専門学校作業療法科(3年課程)卒
令和2年度卒業
総合病院(愛知県北名古屋市)リハビリテーション科勤務
