必見!業界特集

金融業界
仕事とは?

銀行や証券、保険、クレジットカード、ローンなど、お金にまつわる多様な領域で成り立っている金融業界。経済がよりよく循環するために、なくてはならない業界です。近年はフィンテックという、業界特有の新しい技術も盛んに活用されています。

金融業界について知ろう!

お金やお金に関する商品を扱い、経済を循環させる

金融とは、お金を持っている人が、お金を必要としている人に融通すること。例えば個人や企業からお金を預かったり、お金を貸したりする銀行は、金融業界の代表的な例です。また金融業界には、株式や債券、保険など、金融商品と呼ばれるさまざまな商品と、その金融商品を扱うさまざまな企業があります。お金やお金にかかわる商品を扱う企業・金融機関が集まった業界だと考えるといいでしょう。
具体的には、銀行、証券会社、クレジットカード会社、保険会社などが金融業界に属しています。こうした企業がなければ、人から人や、企業から企業にお金が流れなくなり、社会全体が停滞してしまいます。金融業界の仕事は経済を回すうえでなくてはならないものだと言えるでしょう。

利益を上げるための試行錯誤が継続されている

国は経済を活性化させるために、金融機関が積極的に企業や人にお金を貸し出すよう仕向ける「マイナス金利政策」を続けてきました。これにより社会に流れるお金の量は増えましたが、金融機関は重要な収益の1つである利子を稼ぎづらくなりました。国内で収益を得づらくなった金融機関、特に銀行や保険会社は続々と海外に支店を立てたりして、積極的に海外進出を果たそうとしています。
また、AIをはじめとした最新技術を使って業務を自動化する動きが目立っています。コールセンターで音声認識やチャットを活用して自動対応するのもその一例です。経営状況を改善するために、業務の効率化がいっそう求められています。

フィンテックの活用が業界全体の成長をけん引する

フィンテック(FinTech)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語。お金にまつわるサービスをICT(情報通信技術)でよりよいものへと変える考え方で、昨今の金融業界にとって、なくてはならない概念となっています。インターネットを通じたお金の送金やキャッシュレス決済は、その代表的なサービスと言えるでしょう。
フィンテックの導入によって、金融業界のビジネスのあり方は大きく変わりました。既にAIがローンを自動承認したり、資産運用の方法を提案したりと、人が行っていた仕事が自動化されつつありますし、今後ますますフィンテックによって新しいビジネスモデルが生まれてくるでしょう。データや技術をいかに活用していくかが、金融業界全体の成長に必要なカギとなります。

金融業界に向いているのはこんな人

金融業界の仕事の多くは、日常的に大きな金額のお金を扱います。そしてそのお金の扱いにはミスが許されません。数字に強いことや、一つひとつの仕事を丁寧にこなせること、強い責任感を持っていることが、重要な資質となるでしょう。
またお金を預けてもらったり、資産運用を任されたり、保険を購入してもらったりするには、顧客から信頼されることが欠かせません。相手の話をよく聞く姿勢を持っている人、適切な判断や受け答えができる人など、コミュニケーション能力に長けている人だと、活躍しやすいでしょう。
金融業界は今、技術の革新よって大きな変化を迎えつつあります。お金の動きは社会の動きと強く結びついています。社会の動向に敏感であることや、新しい情報を積極的に収集できることも、この業界に必要な要素だと言えます。

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