新潟県立看護大学/みんなのQ&A
入試に関するQ&A
文系でも受験できますか。
本学では学校推薦型選抜、社会人選抜、一般選抜(後期日程)で小論文を課していますが、文系・理系を問わない内容で出題しています。
また、一般選抜(前期日程・後期日程)では大学入学共通テストを課していますが、理系科目の配点の比率を特別高くしているわけではありませんので、文系・理系を問わず受験できます。試験内容の詳細は大学Webサイトをご確認ください。
面接ではどのような質問がされるのでしょうか。
面接での質問は非公開です。
本学ではアドミッション・ポリシー(本学が求める入学者を記載したもの)に基づいて試験を実施していますので、面接の際にはご確認いただくことをおすすめします。
4年制大学と専門学校、どちらがよいですか。
大学と専門学校では、「看護師免許を取得する」ことだけを焦点にすれば、学ぶ内容に違いはありません。
しかしながら大学では、看護のほかに一般教養科目で幅広い教養や柔軟な思考力をしっかりと身に付けることができます。さらに4年間の学びの中で、現代社会において多様化するニーズに応えられる看護実践能力や看護学の発展に必要な研究的態度・思考力を培うことができます。
看護職は生涯を通じた学びを必要とし、人を対象とする幅広い学習とさまざまな人々との出会いを通して自身の成長を育むことができる専門職です。資格取得だけをゴールとせず、ぜひ本学を生涯学習の拠点において、学び続ける姿勢を培ってほしいと思います。
資格・就職に関するQ&A
取得できる資格について教えてください。
本学では、2年次後期に以下のどちらかの課程を選択します。
・看護師の国家試験受験資格を取得する課程(看護師課程)
・看護師と保健師の国家試験受験資格を取得する課程(看護師・保健師課程)
看護師国家試験に合格すれば「看護師免許」を、保健師国家試験に合格すれば「保健師免許」を取得できます。
なお、保健師免許を取得すれば、教育委員会への申請により、養護教諭二種免許状が授与されます(大学において所定の単位修得が必要です)。さらに、都道府県労働局長への申請により、第一種衛生管理者免許も授与されます。
看護師・保健師課程には何人選抜されますか。また選抜方法と選抜時期を教えてください。
看護師・保健師課程は1学年50名程度を上限としていますので、希望者多数の場合は選抜試験を行うことになります。2年次の後期末に行われる選抜試験は、大学入学後の成績と保健師課程選抜試験との成績を総合し判定する予定です。
新潟県立看護大学に入学して養護教諭になるにはどのようにしたらよいですか。
本学において、「看護師・保健師課程」に選抜され、必要な単位を取得し、保健師国家試験に合格すれば「保健師免許」を取得することができます。さらに、都道府県の教育委員会へ申請することで「養護教諭二種免許状」を取得することができます。
養護教諭の免許には「一種」「二種」「専修」と種類がありますが、本学では「養護教諭一種免許状」は取得できません。
一種、二種の違いによって、仕事内容に違いはありませんが、本学卒業生の中には、より「教育学」を深めるため、第一種免許取得をめざし、養護教諭特別別科のある大学へ進学する方もいます。
大学によって、「看護師・養護教諭一種」「看護師・保健師」「看護師のみ」といった取得できる資格に違いがありますので、大学を選択される際に参考にしてください。
なお、看護師、保健師として深く「看護学」を専門的に学ぶことは児童・生徒の心身の健康管理を行う養護教諭にとっても重要なことであると考えます。
大学教育に関するQ&A
新潟県立看護大学にしかない特徴は何ですか。
本学は地域に根差した教育を行っています。大学所在地である上越地域全体が教育の場であるという考えの下、地域に出向いたり、企業を見学したり、病院などで実習したり、ときには地域から講師として来校いただきながら、「地域全体の暮らしを見る力」を育成していきます。
例えば1年次の「ふれあい実習」では、上越地域で暮らす人々の生活の場に入り、日常生活の成り立ちや生活の基盤となる価値観について、生活者の視点に立って考え、地域の人々がよりよく生活するための「暮らしづくり」とそこでの看護が果たす役割について学びます。そのほかにも、新潟県の地域特性をあらゆる角度から学ぶ科目である「新潟学」も開講しています。さらに、保健師課程では「地域包括ケア実習」において、地域の人々を支える包括的なケアシステムを体験的に学ぶこともできます。
このように地域志向の科目を配置していることが本学の特徴です。
学生生活に関するQ&A
学生寮はありますか。
ありません。大学周辺にアパートやマンションなどが多数ありますので、各自で手続きいただくことになります。
男子学生はどのくらいいますか。
定員380名に対して約1割です。