いしかわけんりつかんご

石川県立看護大学

公立大学 石川県

石川県立看護大学/私のイチオシ

発展の余地が無限にある看護学。ケアイノベーションを起こしたい

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共同研究講座 ウェルビーイング看護学所属 松本勝先生

※掲載内容は取材時のものです

コレ知ってる?

看護学とは、病気を抱える人や抱える可能性のある人がその人らしい生活・人生を送れるよう、日常生活の援助やケアの方法を探求・実践し、科学する学問です。医学との大きな違いは、病気をみるか、人をみるかにあります。看護学では治療に限らず、不安や苦痛まで取り除き、どうすればより健康になれるかを考えます。
例えば、無事に手術を受けて成功し退院となったとしても、人によっては頼れる人が近くにいない場合もあり、すぐに入院前の生活に戻れるとは限りません。このような個別の事情まで考えて、さまざまな不安を取り除くのも看護の役割です。今ある状態で最大限自分らしく満たされた生活を送るにはどうすればよいか、一人ひとりに寄り添って考えることが看護の重要な役割です。

この学問のココが面白い!

看護学の面白さは、個別性のある人や生活・人生を対象としていることから、常に決まりきった方法がないこと、そして時代の変遷とともに新しい視点や知識・技術が必要になるというところです。つまり、看護学の探究や研究には限界がなく、今後も発展の余地が無限にある学問といえます。
近年「看護理工学」や「イメージング看護学」など新しい学問分野が生まれています。例えば看護理工学では、これまで既存の用具や医療機器を使う側であった看護職が理工学の研究者と共同し、真に看護に役立つプロダクトを開発しています。
私が所属する共同研究講座ウェルビーイング看護学では、企業との産学連携共同研究により、在宅療養高齢者に役立つ医療機器や福祉用具の研究開発をしています。真田学長のモットーである「ないなら創る」を体現すべく、在宅療養高齢者が安全・快適に生活できるこれまでにないプロダクトを開発・実装し、看護学における新たなケアイノベーションを起こしたいと考えています。

キャンパスのお気に入りスポット

本学は広大なキャンパスを持ち、学習やサークル活動のための環境が充実しています。
中でも注目していただきたいのが2024年に改修された「看護スキルスラボ」です。集中治療室を想定した最新のシミュレータやベッドが設置され、複数のベッドを同時に観察できるビデオシステムも完備されており、実践に役立つ技術を効果的に習得することができます。
また、VRヘッドセットやMRヘッドセットも充実しており、ゲーム感覚でいつでも自己学習やシミュレーションを行うことができ、病院実習や就職した時のリアリティショックの軽減につなげることができます。さらに、真田学長や本学教員が共同開発したAI搭載の携帯型エコーやシミュレータ、デジタル聴診器など最新の看護用デバイスに触れることができます。

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