酪農学園大学/農食環境学群の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
循環農学類(200名)
食と健康学類(100名)
食と健康学類/管理栄養士コース(40名)
環境共生学類(100名)
農環境情報学類(80名)新設2026年4月開設に向けて設置構想中。学類名など記載内容は変更にある場合があります。
所在地
1~4年:北海道
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
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●北海道の酪農の発展に貢献。2026年4月、新学類を設置
【学生数】
1699名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
102名(2024年5月1日現在)
【大学院】
酪農学研究科/食生産利用科学専攻(博士課程)、食品栄養科学専攻(修士課程・博士課程)、酪農学専攻(修士課程)
循環農学類
【講義・学問分野】
乳牛飼養学、乳用家畜学、酪農経営論、飼料作物学、乳利用学、水稲栽培学、畑作物栽培学、蔬菜園芸学、花卉園芸学、家畜栄養学、家畜繁殖学
食と健康学類
【講義・学問分野】
乳製品製造学、肉製品製造学、食品物性学、食品資源学、食品加工学、応用生化学、食品微生物学、食品栄養学、タンパク質化学、食品と免疫、食品流通学、食品衛生学、食品開発学
食と健康学類/管理栄養士コース
【講義・学問分野】
公衆衛生学、社会福祉概論、医学概論、運動生理学、微生物学、解剖生理学実験・実習、食品加工学、食品学実験・実習、調理学実験・実習、栄養学実験・実習、応用栄養学
環境共生学類
【講義・学問分野】
環境アセスメント論、野生動物保全技術実習、野生動物保全行政論、野生動物保全と人間事象、野生動物保全と環境汚染、ビオトープ論、生態環境総合実習、森林環境学、森林フィールド実習、水圏環境化学
農環境情報学類2026年4月開設に向けて設置構想中。学類名など記載内容は変更にある場合があります。
【講義・学問分野】
農業経営、農業資源経済学、アグリデザイン実習、環境モニタリングとリモートセンシング、専門ゼミ「農業施設学」
学部の特色

北海道の酪農の発展に貢献。2026年4月、新学類を設置

循環農学類:現場で身に付ける農学は実践力が違う
動物科学領域、植物生産領域
食と健康学類:作物の栽培から人の身体に入った後まで、食品全般を学ぶ
食品科学領域、管理栄養士コース
環境共生学類:広大なフィールドワークで生きた力を身に付ける
野生動物学領域、地域環境学領域
農環境情報学類〈仮称〉*:「農」×「テクノロジー」を基礎から学ぶ
地域データサイエンス領域、アグリデザイン領域
*2026年4月開設に向けて設置構想中。学類名など記載内容は変更になる場合があります。
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学べること
循環農学類

永続性のあるバランスのとれた循環農学を探究
先進のインテリジェント牛舎、農場、畑、放牧地などがある広大なキャンパスを生かし、学外のさまざまな人や機関とも密接に連携しながら農学全般を学びます。
講義に加え、土、作物、牛に実際に触れる多彩な実習カリキュラムは特徴の一つで、例えば1年次に10日間、2年次には4か月間にわたる泊まり込みの農家実習を選択科目に設定しています。学外に出て最先端の技術に触れる機会もあり、現場を知っていることは、将来、生産者や研究者、企業人になったときの実践力に違いが現れます。
【動物科学領域】
動物科学領域における専門教育では、キャンパス内の広大な草地、酪農生産ステーション、肉畜生産ステーションを用いて、さまざまな動物の生理・生態から実践的な生産体系(乳・肉・鶏卵を効率的に生産するための育種改良、繁殖・子畜生産、飼養管理、飼料生産など)、生産物の利用と流通までを、一体的に学びます。
また、持続的に発展する社会の構築に向け、動物の健康や快適な暮らしへの配慮の仕方、環境負荷の少ない循環型社会の実現に向けた取り組み、私たち人間の暮らしにおける動物とのかかわり方を、科学的に探求します。さらに生産の現場である農家で行う学外農場実習も選択可能です。3・4年次には配属された研究室での活動を通して専門性を一層高めます。
教員免許(高校の農業と理科、中学校の理科)、家畜(牛)人工授精師や家畜体内・体外受精卵移植師の資格取得も積極的に支援します。
【植物生産学領域】
植物生産学領域における専門教育では、キャンパス内に整備された水田や畑作圃場(ほじょう)、ガラス温室、ビニールハウスなどで稲作や畑作、園芸生産を実践的に学びます。
また、資源循環型農業を支える土(微生物)のはたらきの理解や、環境負荷軽減をめざした総合的病害虫・雑草管理(IPM)を実践できる能力を座学と実験・実習で養います。
さらに、「植物生理学」や「植物遺伝育種学」では応用に欠かせない基礎的知識を修得します。農業生産の現場で学ぶ「学外農場実習」も選択可能です。3・4年次には配属された研究室での活動を通して専門性を一層高めます。
教員免許(高校の農業と理科、中学校の理科)をはじめとする資格取得と進路選択を積極的に支援します。
食と健康学類

食のスペシャリストをめざす
安心安全な「食品」の製造・加工・流通から健康・医療分野までをカバー。食品全般を理解するため、特に土から育てた作物が人の体の中で変化するまで、一連の流れを体験しながら学びます。例えば、1年次には作物栽培や家畜に触れる農業実習で生産現場を体験。2・3年次にはさまざまな食材の加工などの実習、4年次は学内外で専門を研究。
「食」は、安全性やアレルギーの問題、食糧自給率の低下、高齢者向けの食品開発の必要性などさまざまな課題がある、今後も注目の分野です。
【食品科学領域】
本学の基本理念である実学教育を通して、食資源である農畜水産物、微生物等の特性や機能、加工・製造・分析技術を学びます。食品科学に関する幅広い知識と技術を習得するとともに、食品の分析業務、製造・品質管理現場に役立つ人材を養成します。
また食品流通ならびにマーケット調査技術をもとにした食品開発にも触れ、新規食品事業開拓もとに食品開発とその市場価値創生や新規食品事業開拓に貢献できる人材を養成します。得られた食品科学・食品流通の知識・技術を活かし「食と健康」のプロフェッショナルとして、人々の食生活に貢献したいという意欲を持つ皆さんをお待ちしています!
食と健康学類/管理栄養士コース

管理栄養士を養成
基盤教育や専門基礎教育で基本を学んだ後、専門教育により知識を深めます。本学の教育理念である実学教育を具現化するために、実験・実習を多く取り入れたカリキュラムが組まれ、食の生産、加工・製造、流通ならびに健康などに関する幅広い知識を修得することにより、総合的な判断力を備えた人材を育成します。
また入学直後の農場実習では、畑で作物を育て管理します。このような食の原点である土から食、さらに健康までを学ぶことができるのは、立地と環境に恵まれた本学ならではです。
●管理栄養士コース
土から作物そして食という建学の精神を基本とした教育。生活習慣病の予防と治療の最前線に立つ管理栄養士を養成します。
※管理栄養士コースは1年次からコースに所属。
■管理栄養士国家試験 高い合格率をキープ
2018-2022年度の5年間の平均合格率は92.1%です。
環境共生学類

環境と調和・共生する社会の形成をめざして
【野生動物学領域】
野生動物の生態や保護管理について、北海道を中心とした広大なフィールドにおいて、生態学的なベースに立脚した理論と技術を学び身に付け、野生動物に関わる地域の問題を解決できる人材、Wildliferの育成をめざします。
【地球環境学領域】
北海道の森・川・湖・海といった優れた自然資源の保全と利用を題材に、地球環境について物質的・エネルギー的な理論と技術を身に付け、地域から地球規模まで幅広い環境問題に対応できる人材、Nature Specialistの育成をめざします。
農環境情報学類
実践力と社会実装力を身に付ける
■アグリデザイン領域
地域におけるイノベーション人材へ
社会科学系の科目(農業経済学、農業政策学、アグリビジネス論など)を体系的に学び、地域産業のコーディネートや、地域の産業とその振興をマネジメントできる人材を養成します。
■地域データサイエンス領域
農業・環境分野におけるSociety5.0の実現
広大なフィールドを生かした地理情報システムによるビッグデータの活用方法を学び、データを用いて持続可能な社会を実現するための、コンサルタントやブリッジャー(橋渡し役)となる人材を養成します。
■充実した実践フィールド
◎約170頭の乳牛を飼育している「酪農生産ステーション」
◎約80頭の黒毛和種や日本短角種、めん羊、豚、鶏を飼養する「肉畜生産ステーション」
◎複合環境制御型温室での農業研究や、広い圃場で様々な農作物の栽培研究する「作物生産ステーション」
その他、北海道の農家に滞在する「学外農場実習」、企業や研究機関でのインターンシップを行う「キャリア実習」、マレーシアやモンゴルなどアジアを中心とした「海外自然環境実習」などさまざまな環境の実習先を用意。
アドミッションポリシー
農食環境学群
持続可能な食料生産分野、人の健康を支える食品科学分野あるいは生命を育む環境分野に興味を持ち、「農・食・環境」の各々の専門家として、社会の発展に貢献したいという意欲にあふれ、主体性を持ち多様な人々と協働して学修する人を求めています。
学類別
【循環農学類】
持続可能な食料生産分野の発展に興味を持ち、循環型社会を築く農業技術開発、研究および技術支援等を行う農業科学の専門家として、社会に貢献したいという意欲にあふれ、主体性を持ち多様な人々と協働して学修する人を求めています。
【食と健康学類】
●食資源開発学コースおよび食品流通開発学コース
人の健康を支える食品関連分野に興味を持ち、食資源ならびに食品の開発、および食品流通の技術開発、研究等を行う食品科学の専門家として、食を通して人間社会に貢献したいという意欲にあふれ、主体性を持ち多様な人々と協働して学修する人を求めています。
●管理栄養士コース
人の心とからだの健康を支える栄養学分野に興味を持ち、人々の健康増進、生活の質を向上させる栄養管理、栄養指導等を行う専門家として、人間社会に貢献したいという意欲にあふれ、主体性を持ち多様な人々と協働して学修する人を求めています。
【環境共生学類】
生命を育む環境全般に興味を持ち、発展を続ける人間社会と地球を構成する自然界の生命および環境との調和と共生のための学びを深める環境学の専門家として、持続可能な社会の発展に貢献したいという意欲にあふれ、主体性を持ち多様な人々と協働して学修する人を求めています。
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【住所・電話番号】
北海道江別市文京台緑町582
入試広報センター 入試広報課
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