北海道千歳リハビリテーション大学/私のイチオシ
想像以上に広い分野をカバーする作業療法を探究
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私が作業療法に興味を持ったのは、高校3年生の頃です。
親の仕事(作業療法士)の影響もあって、もともと体のしくみや筋肉については興味がありました。やがて、なぜ筋肉痛は起こるのか?どうしてこの関節の可動域はここまでなのだろうか?体の動きのしくみはどうなっているのだろう?などさまざまな疑問が湧き、そうした疑問について学びたいと思い始めたのがきっかけです。
さらに作業療法という学問分野について調べていく中で、体のしくみや筋肉のことに限らず、さまざまなことについて知ることができるところがおもしろそうだと感じ、この分野に進もうと決めました。
この学問のココがおもしろい
作業療法=体のしくみや筋肉について学ぶ――そう思っていたのですが、いざ大学で学んでみると、骨や筋肉についてはもちろん内臓や精神的な部分、生理学など細胞部分に至るまで多くのことについて幅広く知ることができました。それらは正常な機能を知ることであり、病的なことについても知る必要があります。そして、障害についての治療法も知っておかなければならないので、一つのしくみについてその障害と治療について学ぶことになります。
多くのことをこれほど深く知ることができるというのは高校生の時には思ってもいなかったことです。これらを踏まえたうえで自分に合った領域に進めるのは、この分野の大きな強みだと思います!
キャンパスのお気に入りスポット
北海道千歳リハビリテーション大学は、予防リハビリテーションに力を入れているのが特徴の一つです。例えば、私が部長を務める予防運動クラブでは、大講堂を会場に地域の方を招いて月に一度健康教室を開催しており、部員は学生スタッフとして参加しています。この活動は地域の方と触れ合うことで実習に行く前の貴重な体験にもなりますし、先輩や先生方が指導してくださるので安心して伸び伸びと経験を積むことができます。
大講堂はこうした大学の活動の場だけではなく、普段の講義や入学式、大学祭にも使用されます。