北海道千歳リハビリテーション大学/志望理由

私が作業療法士になりたいと思ったのは、高校時代に介護施設へ実習に行ったことがきっかけです。元は困っている人を支えられる職業に就きたいと思い、介護福祉士をめざして勉強していました。しかし、実習に行った先で作業療法士の方が行うリハビリの様子を見て、患者さんの生活の中で回復過程を見守るだけではなく、革細工を用いるなど幅広い方法により、回復に向けて患者さんに寄り添ったアプローチができるところに魅力を感じ、作業療法士になりたいと思いました。

決め手となったポイントは主に２つあります。
１つは、障害予防リハビリテーションを学べるところです。特に、障害予防リハの知識や技術について、地域の高齢者の方を対象に健康状態の測定や筋力維持の体操などを行うイベントを通して、実践的に学べるところに魅力を感じました。
２つ目は、学生と先生の距離が近いところです。大学の規模が小さく、専攻ごとの人数も少ないため、一人ひとりの個性を理解して、親身になって相談にのっていただけることで、より成長できるところに魅力を感じました。

大学の4年間で必要な単位を修得し、作業療法士の資格取得をめざして勉強しています。
また、作業療法を行う際は、患者さんの動作や生活行為から課題を見つける観察力と患者さんとの会話から情報収集をするためのコミュニケーション力が必要です。それらの力を、今後行われる臨床実習や地域の方に行う予防リハビリテーション活動への積極的な参加を通して身に付けていきたいと思います。
卒業後の進路としては、高校で介護について勉強してきたこともあり、高齢の方のリハビリに興味を持っています。そのため将来は、高齢の方が少しでも自立した地域生活が送れるように支援する作業療法士になりたいと思います。