柴田学園大学/生活創生学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
健康栄養学科(160名)
こども発達学科(200名)
フードマネジメント学科(40名)
所在地
1~4年:青森
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
生活創生学部の偏差値を見るプロフィール
●地域に貢献できる「健康づくりの専門家」を育成
●時代や社会に求められる「子どもの専門家」を育成
●地域の特性を生かした「食」のスペシャリストを育成
本学部には、一人ひとりのライフスタイルに寄り添う管理栄養士や栄養教諭などをめざせる「健康栄養学科」、子どもの豊かな発達を支援する幼稚園教諭や小学校教諭、保育士をめざせる「こども発達学科」、多角的に「食」に関わるスペシャリストをめざせる「フードマネジメント学科」の3つの学科があります。
【学生数】
363名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
35名(2024年5月1日現在)
健康栄養学科
【講義・学問分野】
基礎栄養学、世代別栄養学、栄養教育論、食品学実験、給食経営管理実習、公衆栄養学、臨床科学実験、臨地実習総合演習 ほか
こども発達学科
【講義・学問分野】
基礎ゼミI・II、ピアノ基礎I・II、生活、保育の心理学、子どもの人間関係、学校教育体験実習I・II、造形表現A・B、外国語(英語)教育法 ほか
フードマネジメント学科
【講義・学問分野】
基礎調理学実習、PBL総合実践演習、食品学、食育概論、フードビジネス論、マーケティングリサーチ論、食生活環境論、Web制作・集客演習、課外活動:ケーススタディ型の学外研修 ほか
学部の特色

地域に貢献できる「健康づくりの専門家」を育成

肥満や糖尿病、高血圧症などの生活習慣病は増加し続け、医療費の3割を占めています。生活習慣病の初期は自覚症状がないため、予防を意識しないまま時間が経ってしまうことで致命的な状態へ進行してしまいます。食生活の改善は、即効性はないですが、時間をかけて確実に疾病予防や重症化予防につながります。
健康栄養学科では、一人ひとりのライフスタイルに寄り添って支援できる管理栄養士、栄養教諭、家庭科教員の養成をめざし、健康や栄養の基礎知識、実践力、コミュニケーション力を鍛える教育を行っています。医療、保健、教育の幅広い分野で地域住民の健康づくりに貢献できる人材を育成しています。

時代や社会に求められる「子どもの専門家」を育成

「小1プロプレム」の多面的な理解をふまえ、保・幼・小の接続やさまざまな機関と連携した児童虐待への対応など、今日の子どもを巡る課題に適切に対応するためには、教育や福祉といった分野を横断する知識や視点、そして高い専門性が求められます。
子どもの豊かな発達と人間形成に必要な幅広い専門的知識・方法などを教授研究し、高い知性と豊かな情操をそなえた実践力のある幼稚園・小学校教諭および保育士の養成と、社会各般の分野で貢献できる人材の育成をめざしているこども発達学科は、青森県内で唯一、教員免許状と保育士資格が取得できる4年制大学として、確かな指導力と実践的な対応力を備えた「子どもの専門家」を輩出しています。

地域の特性を生かした「食」のスペシャリストを育成

フードマネジメント学科では、青森県の豊かな資源をベースに「食」に関して多角的な視点から学び、食品の生産・加工・開発・流通に関する専門的知識を身に付けることで、6次産業を担うスペシャリストを育成し、地域の活性化を図ります。
食のSDGsに向けて、バイオテクノロジーや食の科学を基礎に、食の開発から食の安全性・機能性、さらには食の教育や食の流通・サービスまで、総合的な知識と技術の修得を目標としています。食に関わる社会問題に興味を持ち、地域の活性化を図り、諸問題の解決に積極的・意欲的に取り組んでいきます。
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学べること
健康栄養学科

実践力ある食と健康のスペシャリストへ
【POINT1】疾病予防、治療につながる実践的栄養学
人間の健康と栄養の関係を明らかにし、栄養状態の把握と適正化をめざした幅広い知識の修得ができるカリキュラムとなっています。食と健康のスペシャリストとしての実践力のある管理栄養士をめざします。
【POINT2】地域に貢献する人材育成
人々が健康で幸せに過ごすには、生活習慣病の予防・治療に取り組み、一生涯を通じた食育支援が必要です。地域の豊かな食材を生かした食育活動を行い、地域に貢献できる人材を育成します。
【POINT3】国家試験に強く、専門を生かした就職も可能
管理栄養士国家試験は、毎年高い合格実績を誇ります。専門知識を生かせる就職先が多く、安定した就職状況が見込めます。管理栄養士をめざしつつ、家庭科の教員もめざすことができます。
[取得可能な免許・資格]
管理栄養士国家試験受験資格
栄養士免許
栄養教諭一種免許
中学校教諭一種免許(家庭)
高等学校教諭一種免許(家庭)
食品衛生監視員(任用資格)
食品衛生管理者(任用資格)
【授業・講義】
臨地実習総合演習
臨地実習は病院(3週間)と保健所・保健センター(1週間)で行われます。実践現場での課題発見・解決を通して、これまで学習した基礎知識と専門技術の統合を図ります。報告会では実習学生だけでなく実習指導者や教員も含めて管理栄養士の社会的役割を討論し、専門職としての責任能力を培います。
こども発達学科

高い合格率・就職率を誇る教員養成機関
【POINT1】県内で唯一、子どもに関わる免許・資格の同時取得が可能
保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の免許・資格を卒業時に同時に取得することができます。保育と教育、子育て支援に関する専門的理論はもちろんのこと、学外実習を通じて多様な視点から現場の実務を体験的に学ぶことができます。小1プロブレムや保・幼・小の円滑な接続といった昨今の教育課題に対応できる専門性を着実に高めることができます。
【POINT2】小学校教員採用試験の高い合格率
3年次から教職指導講座を無料で開講しています。採用試験の出題傾向をふまえた効果的な学習法や反復練習を通じて専門的知識を習得するとともに、小・中・高の現場経験のある教員が学生の適性や目標に合わせて一人ひとりの能力を最大限引き出しながら、手厚くサポートしています。
【POINT3】保育系就職希望者の就職率100%
子どもの情操を育む音楽や図画工作、運動遊びなど、現場ですぐに役立つ実践的な授業や演習科目が充実しています。また、個室のピアノ練習室が12室あり、初めてピアノに触れる人でも効率よく技能を習得できます。2019~2023年度(2022年度は受験者なし)の公立保育士採用試験では、合格率100%を達成しました。
[取得可能な免許・資格]
小学校教諭一種免許
幼稚園教諭一種免許
保育士資格
【授業・講義】
保育の心理学
出生から児童期までに子どもは身体・運動機能・認知・会話・自我・社会性などさまざまな発達的変化をします。授業では、こうした子どもの発達過程を心理学的側面から学び、保育者に必要である子どもの発達に関する基礎的知識を身に付けます。さらに、発達障害やインクルーシブ保育について学び、多様な子どもたちの保育や支援についても考えます。
フードマネジメント学科

めざすのは「食」のスペシャリスト
【POINT1】「食」のプロジェクトをマネジメントする
地域の「食資源」を活用し、新しい価値を生み出すためのプロジェクトを企画・立案し、それを推進していくための知識と技術を学びます。1・2年次では講義と実習で基礎力を養い、3年次の「PBL総合実践実習I・II」と4年次の「インターンシップI・II」では、実際に産業界に飛び込んで実践力を身に付けます。
【POINT2】「食」のイノベーションを起こす
地域の「食資源」を題材に、1・2年次において「食と生活・環境」「食のおいしさと健康」「食の安心・安全」など、「食」を取り巻く知識と技術を学びます。3・4年次には「フィールド実習」「加工実習」「メニュー開発」などを体験し、新しいアイデアを育みます。
【POINT3】「食」のビジネスを成長させる
フードマネジメント学科では、「マーケティングリサーチ」「グラフィックデザイン」「デジタルメディア論」などの講義や実習で、地域の「食資源」が市場を獲得するための知識と技術を身に付けるほか、「ファイナンス基礎」「経営分析論」「リスクマネジメント論」などを学び、「食」のビジネスが持続して成長するために必要なノウハウを習得することができます。
[取得可能な免許・資格]
フードコーディネーター3級
フードスペシャリスト
フードサイエンティスト
食の6次産業化プロデューサー(レベル2)
【授業・講義】
マーケティングリサーチ論
顧客満足を軸に「売れる仕組み」を考え、継続的に企業成長するリサーチプログラムを学びます。長期的な視点から顧客支持を得ることを目的とし、顧客にとって価値のある商品やサービスを提供するために必要な要素をコントロールする方法を考えます。企業が直面するマーケティング課題に到達するために設計された調査計画、データ収集方法、データの分解や統合、そして調査結果の分析方法について習得します。
アドミッションポリシー
生活創生学部 健康栄養学科 アドミッションポリシー
1)教育目標
健康栄養学科は、栄養士養成45年の伝統と実績を基盤にして、全県的重要課題である健康寿命延伸を目標としている。青森県をはじめ近隣各地域において、生涯にわたる健康の増進・維持・回復等を担う管理栄養士、栄養教諭等として科学的知見に基づいた心身ともに健康な人材を育成する。
2)求める人物像
上記の教育目標から、次のような資質を持った学生を求めている。
1.人間関係を大切にする人。
2.「食と健康」の重要性を理解し、科学的思考を実践しようとする人。
3.本学で学んだ知識を活かし、地域の健康づくりにおいて指導的役割を果たせる人。
4.大学での学びを達成するために必要なコミュニケーション能力と協調性を有している人。
5.高等学校で培った基礎学力を健康栄養分野で向上させ、幅広い応用能力を発揮できる人。
生活創生学部 こども発達学科 アドミッションポリシー
1)教育目標
こども発達学科は、保育士、幼稚園教諭、保育教諭、小学校教諭など、子どもの成長に関わるエキスパートとして、専門的知識と技術だけではなく、子どもに関わる現代の様々な課題について深く考える能力、さらには社会において仲間と協力して活動するために必要となるコミュニケーション能力を備えると共に、教養を高め礼節と品性を身につけた人材を育成する。
2)求める人物像
上記の教育目標から、次のような資質を持った学生を求めている。
1.子ども一人ひとりを大切にする人。
2.自らの成長にも夢をもって努力する人。
3.子どもの発達や教育について学びたい人。
4.大学での学びを達成するために必要なコミュニケーション能力と協調性をもっている人。
5.高等学校の主な教科の基礎学力をそなえ、また、スポーツや文化、芸術面などの素養がある人。
生活創生学部 フードマネジメント学科 アドミッションポリシー
1)教育目標
フードマネジメント学科は、食の持続的発展の実現に向けて、バイオテクノロジーや食の科学を基礎に、食の開発から食の安全性・機能性、さらには食の教育や食の流通・サービスまでの総合的な知識と技術の修得を目標とし、食に関わる社会問題に興味を持ち、地域の活性化を図るとともに、それら諸問題の解決に積極的・意欲的に取り組み、修得した総合的な知識・技術等を社会に貢献できるよう、その専門性をもって指導的役割を果たすことができる人材を育成する。
2)求める人物像
1.食の持続的発展の実現に関心を持っている人。
2.本学で学ぶ食に関する知識を活かし、地域社会に貢献する意欲のある人。
3.本学での学びを達成するために、必要なコミュニケーション能力と協調性を有している人。
4.常に自ら積極的に学ぼうとする強い意欲がある人。
5.サークル活動やボランティア活動などに積極的に参加し、他者と協調できる社会性を備えた人。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
〒036-8530 青森県弘前市清原1-1-16
TEL.(0172)33-2289
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