仙台白百合女子大学/人間学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
子ども教育学科(70名)新設※2023年4月スタート心理福祉学科(65名)
健康栄養学科(80名)
グローバル・スタディーズ学科(60名)
所在地
1~4年:宮城
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
プロフィール
●時代を見据える深い教養を身に付けるカリキュラム
●各領域でリーダーシップを発揮できる女性を育てる
●少人数制ならではの授業やサポートで夢の実現を支援
キリスト教の愛の精神に基づき、「人間の理解と援助、社会変化への積極的対応を常に心がけ、広く人類の福祉に貢献しうる人材を養成すること」が本学の教育理念です。「優しさ」と「強さ」、そして「知性」を持った学生を育てるため、「人間学部」という一つの学部の下に4つの学科で構成されています。4学科ではそれぞれ女性が自立し、社会で活躍するための実践に即した学びを実現。少人数制で、きめ細かなサポートを重視しています。
※2023年4月、既存の人間発達学科を改編し、新たに「子ども教育学科」をスタート。従来の小学校教諭免許に加え、中学校教諭免許[英語]を同時に取得可能とし、英語教育に強い教育者・保育者をめざします。
【学生数】
899名(2022年5月1日現在)
【専任教員数】
52名(2022年5月1日現在)
子ども教育学科※2023年4月スタート
【講義・学問分野】
教育学概論、教職論、子ども教育入門、初等教科教育法、発達障害論、保育内容 など
心理福祉学科
【講義・学問分野】
ソーシャルワークの理論と方法、現代の精神保健の課題と支援、国際福祉論、心理学基礎論、臨床心理学概論、心理学基礎演習 など
健康栄養学科
【講義・学問分野】
解剖生理学、臨床栄養学、基礎栄養学、公衆栄養学、栄養教育論、給食経営管理 など
グローバル・スタディーズ学科
【講義・学問分野】
TOEIC Preparation、国際経済学、中国語コミュニケーション、児童英語教育法、フィールド・スタディ、社会病理学、トラベル実務、NPO・NGO・社会教育インターンシップ など
入学者・卒業者数
入学者数
167人- 女子生徒数
- 167人
- 男子生徒数
- 0人
- 地元出身学生数
- 110人
- 入学者総数
- 167人
卒業者数
243人- 就職者数
- 201人
- 進学者数
- 12人
学部の特色

時代を見据える深い教養を身に付けるカリキュラム

人間学部の共通科目は、「建学の精神に関する科目」のキリスト教学関連のほかに「基礎教育科目」「グローバル化に関する科目」「教養共通科目」「キャリア教育科目」から成り立っています。
各領域でリーダーシップを発揮できる女性を育てる
本学は、「優しさ」と「強さ」、そして「知性」を持った女性を育てるための4学科からなっています。子ども教育学科(※2023年4月スタート)では、グローバル社会のニーズに対応できる、子ども英語に強い教育・保育のエキスパートを養成します。心理福祉学科では、利用者に寄り添える心理・福祉の専門職を養成します。健康栄養学科では「食」の専門家をめざし、人間の健康と栄養のあり方を学びます。グローバル・スタディーズ学科ではグローバルな知性と行動力をバランスよく身に付けます。勉強する内容は少し違っていても「人間の理解と援助」という共通の目標をいだいています。本学では、これらの学びを通し、資格取得も含めて実践性の高い能力を持った女性の育成をめざしています。
少人数制ならではの授業やサポートで夢の実現を支援
少人数制ならではのきめ細かなサポートも本学の特徴です。たとえば授業では少人数の演習などを通じて、判断力や創造力など問題発見・解決に関連する能力を養います。また、コミュニケーションスキルや自己表現スキルを実践的な方法で磨いていくことができます。就職活動においても、履歴書やエントリーシートの添削指導や模擬面接の指導、希望に応じた求人の紹介など一人ひとりに合わせた個別サポートを実施しています。
小規模大学ならではのサポート体制のもと、学生一人ひとりが知性と実践力を養い、社会で活躍する力を養うことをめざしています。
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学べること
子ども教育学科

白百合の歴史を生かした英語に強い小・中学校教諭、幼稚園教諭、保育士を養成
未来ある子どもたちの人格形成には、乳幼児期・児童期の保育・教育がきわめて重要な役割を果たしています。本学はこれまでも、日々成長する子どもの心理を深く理解し、子どもの目線で接することのできる教育者・保育者を養成してきましたが、さらに英語教育に強い専門職者を養成するため、2023年4月、既存の人間発達学科を改編し「子ども教育学科」をスタートします。グローバル社会のニーズにも対応できるよう多くの外国人教員や留学生との交流を通じて幅広い視野と国際感覚を養い、本学の歴史を生かした英語に強い小学校教諭、中学校教諭(英語)、幼稚園教諭、保育士を育てます。
[学校教育コース]
小学校教諭一種免許状と中学校教諭一種免許状(英語)の取得と、文部科学省が求める教科担任制にも対応可能な教員をめざせるコースです。これにより中学校の教員免許(英語)を持った小学校教員をめざすことが可能です。また、デジタル機器を活用した「GIGAスクール構想」にも対応した最新の技術や指導力も身に付けることができます。ボランティア活動や異文化交流などを通じて広い視野と柔軟な発想力を磨き、グローバル社会に貢献できる人材を育成します。
[幼児教育コース]
子どもの気持ちに寄り添い、無限大の可能性を引き出せる幼稚園教諭・保育士をめざせるコースです。子どもたちが遊びながら楽しく英語を学べる児童英語教育に関連した知識・技術の向上に力を入れており、幼保英語士資格の取得も可能。また、「認定絵本士」の資格を取得することもでき、読書活動の推進や絵本の読み聞かせの専門家として活動できます。1年次から実際の保育現場を経験する機会があるため、大学内での模擬保育と連動させることで実践力を磨けます。
心理福祉学科

豊かな感性と人間力をそなえ、社会の変化に対応できる人材を養成
現代社会において、人々が幸福に、自分らしく生きていくために、心理や福祉の専門的な知識と技術が求められています。心理と福祉の両面から専門性を身に付けるため、少人数制で丁寧な指導に特徴がある本学では、実践力のある心理・福祉の専門職を養成することを目標としています。
[心理コース]
本コースの特徴は、(公社)日本心理学会・認定心理士の資格取得と、心理の国家資格である公認心理師の受験資格のために必要なカリキュラムを提供することです。また、福祉の学習を同時に進めることで社会福祉士・精神保健福祉士といった福祉専門職の受験資格を取得することも可能です。これらの資格を取得することで、心の専門家としての可能性がさらに広がることでしょう。
[福祉コース]
本コースの特徴は、講義・演習・実習を有機的に組み合わせたカリキュラムを展開し、現場で活躍できる福祉専門職、社会のさまざまな場面で福祉の専門性を生かせる女性を育成することです。福祉の学習を進める中で社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験の受験資格を最大2つまで取得することができます。また、心理学の学習も同時に進めることで、認定心理士を取得して心理の視点を備えた福祉専門職をめざすことも可能です。
健康栄養学科

人間の健康と栄養のあり方を研究し科学的・論理的に実践
ライフスタイルの多様化により、食生活が急激に変化している現代社会において、人びとの正しい食生活を指導できる人材の育成が期待されています。
本学科は、人間の健康と栄養のあり方を広い視野から探究し、科学的かつ論理的に捉える能力と実践する能力を身に付けると共に、社会に貢献できる豊かな人間性と高度な専門性を兼ね備えた「食」の専門家を養成します。
<管理栄養専攻>
人のライフステージに応じた適切な食教育を行い、正しい食習慣を身に付けることが、これからの日本人の健康寿命を維持する上で重要であり、食の高度な専門家として、栄養士への社会的ニーズはますます高まっています。管理栄養専攻を卒業すると栄養士の資格を取得できます。さらに、管理栄養士の養成施設に指定されていますので、卒業と同時に管理栄養士国家試験受験資格を取得できます。管理栄養士の資格を取得すると医療機関、社会福祉施設、学校教育現場、行政機関など、幅広く活躍の場を広げることができます。
グローバル・スタディーズ学科

グローバルな知性と感性、ホスピタリティと共生の精神、現代社会にチャレンジする行動力を培う
グローバルな現代社会で活躍するためには、その起源と特徴、構造と問題点、地域社会に対する影響力を理解しながら、同時に、そこで生き抜くための実践的力、問題解決のための発想力と行動力を身に付けなければなりません。本学科では、「グローバルな知性」と「グローバルな行動力」を両立させてバランスよく身に付けることを目標として、3つのスタディコースを設けています。
[イングリッシュ インテンシブ・スタディコース]
英語の運用力を高めるために英語学習に重点をおいたコースで、TOEIC600点相当以上をとることが期待されます。英語圏の歴史と文化を専門的に学び、長期・短期の留学が推奨されます。英語教員など、英語を使った仕事をめざす人に向いています。
[グローバル文化・スタディコース]
中国語と韓国語、日本の文化・社会に関する学びなど、東アジアの言語と文化を学ぶことに重点をおいたコースです。韓国・台湾・中国への留学が推奨されます。日本語教師をめざす人に向いています。
[共生社会・スタディコース]
フィールドワークを通じて、グローバルな諸課題を理解することに重点を置いたコースです。多文化共生やインバウンド、ジェンダーなどのテーマを掘り下げます。社会教育士や社会の教職免許取得をめざす人に向いています。
アドミッションポリシー

求める学生像

■子ども教育学科※2023年4月スタート
(1)子どもの成長・発達・教育の支援に強い関心を持ち、保育・教育の理論と実践について旺盛な学習意欲を持つ学生を求めます。
(2)人間や社会に深い関心を持ち、特に子どもを理解し、支援するために愛と奉仕の精神で真摯に努力する、協調性ある学生を求めます。
(3」将来、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、中学校教諭(英語)になることを望む学生を求めます。
■心理福祉学科
(1)高校までの主要科目について基礎的学力を持ち、人間理解へと発展・応用させる意志の強い学生を求めます。
(2)人間の心の豊かさに基づいた、人と人との結びつきによって社会に貢献する意志を持つ学生を求めます。
(3)人間について深い関心を持ち、真理の探究や学修によって社会に貢献する意思を持つ学生を求めます。
■健康栄養学科
(1)本学の教育目的・目標を理解し、健康、食品、栄養、生活習慣病、食育についての高い関心と学習意欲をもっている学生を求めます。
(2)高度な専門知識が要求される医療、福祉、給食、行政、教育の場で管理栄養士として、地域社会に貢献したいという意志をもち、その実現のために努力を惜しまない学生を求めます。
■グローバル・スタディーズ学科
(1)グローバル社会の市民として多様な文化や言語、人々などに関心を持ち、平和で国際的な共生社会を築くことに貢献する学生を求めます。
(2)リーダーシップを発揮しグローバル社会で活躍することを望む学生を求めます。
(3)幅広い学識と社会で役立つ実践力をバランスよく意欲的に学修する学生を求めます。
(4)自己を表現し、同時に、他者の思考を尊重できる学生を求めます。
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