文京学院大学/卒業後の進路

国家資格を取得して臨床検査技師になることは入学当初からの目標です。就職先は自宅から通える病院で、自分の生まれ育った地域医療に貢献したいと思っていました。同時に、大学病院のような規模が大きい病院のほうが、さまざまな疾患の検査に携わることができ、知識と経験を積み重ねて臨床検査技師として成長できるだろうと考えていました。実際に大学病院を見学した際には、臨床検査技師の方々が協力して迅速かつ正確に検査を行う姿に憧れを抱きました。

大学の就職支援の一環で、臨床検査技師として働いている卒業生のお話を聞く機会がありました。先輩方から勤務先の病院の働き方や雰囲気を教えていただき、病院によって特徴があることがわかり、とても参考になりました。私が候補に考えていた大学病院に勤める先輩は、検査といっても1つのことをずっとやるのではなく、いろいろな部門を異動して各種検査を担当すると話されていて、私もそのような環境で経験を積みたいと考えました。また、研究室の先生方がとても身近な存在なので、日頃から進路の相談にも乗っていただき、志望する大学病院を決定しました。

私のめざす臨床検査技師像は、幅広い知識を共有するチーム医療の一員となることです。臨床検査技師は縁の下の力持ちというイメージもありますが、最近では多くの医療職種の方々と患者さんの治療や現状を話し合うチーム医療が増えてきています。そのため、臨床検査技師にもさらに多くの認定資格があります。就職後はそれらの認定資格を取得して、高い専門性を持った臨床検査技師としてチーム医療に貢献したいと思っています。