千葉工業大学/志望理由
幹細胞について学び、再生医療の発展に寄与したい
先進工学部 生命科学科 4年
太野有紗さん
岩手県立花巻北高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
小さい頃から生き物が大好きだったので、大学でも生物を学びたいと思いました。
高校の生物では、さまざまな組織や臓器の細胞に分化する幹細胞について学び、再生医療に関心を持ちました。iPS細胞の生成メカニズムや、どのような研究に用いられているかに興味がわき、大学では幹細胞について学びたいと思うようになりました。
この大学を選んだ理由
千葉工業大学 生命科学科では、生命現象をどのように人の暮らしや産業に活用するか、さまざまな観点で広く学べることに魅力を感じました。また、医薬品生産や生態系保全などの社会的関心が高い分野を学びつつ、研究室では自分が最も関心を持つ再生医療について深く学べること、医療・化粧品・食品など幅広い業界に就職できることにも惹かれました。
社会との関わり
幹細胞について学びを進める中で、iPS細胞などの幹細胞を再生医療に使用するには、クリアしなければならない課題がいくつもあると改めて実感しました。研究室では、新規に樹立したマウスのES細胞(胚性幹細胞)が標準的な幹細胞であるかを解析する品質評価や、マウスのES細胞を神経細胞に分化させ、遺伝子の発現制御機構の調査を行っています。研究の成果が、再生医療の普及と発展につながるとうれしいです。