桜美林大学/志望理由

2年次に受講したマーケティングの授業で、「名もない商品がいつしか当たり前の存在になっている」という力を持つ広告の魅力に惹かれ、広告業界に興味を持ちました。広告は私たちの身近にあり、日常生活のふとしたときに目に入った広告で、元気をもらえることもあります。たまたま買ったものだとしても、実は戦略通りだったということもあり、マーケティングの奥深さを実感しました。そうした経験から、将来は誰かの記憶に残る、どこか懐かしい広告をつくる仕事がしたいと思うようになりました。

私は、観光学と経営学に興味があったので、どちらも学ぶことができる桜美林大学を選びました。特定の分野だけでなく、領域を越えて自分の興味を広げられる「学群制」は私に合っていると感じています。
そして、フィールドワークの授業が充実していることも決め手の一つです。1か月間住み込みでホテルのベルとして働く実習と、広告制作会社の方のご指導のもと、実際にクライアントにプレゼンをする実習に参加しました。座学でも、実務経験のある教員がご自身の経験を盛り込みながら授業をしてくださるので、実践的に学ぶことができます。

広告にはさまざまな形態がありますが、そのどれもが社会の流行や価値観を反映しているもののように思います。少し前の時代ではSNSマーケティングなどは存在しませんでしたし、これからなくなることもあるかもしれません。授業を通して、これまで何気なく見ていた広告は、時代を映すように変化していくものだということを実感しました。そして、一つの広告でも伝わり方は人の数だけあるので、さまざまな意見を聞くことの大切さも学びました。