北里大学/私のイチオシ
身近にある化学をもっと深く知っていきたい
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
高校の化学の授業がきっかけでした。化学の授業で行った実験が大変好きでした。極微細な粒子が液体・固体・気体などの媒体中に分散している状態をコロイドと言いますが、このコロイドを感覚的に理解するために、豆腐やマシュマロを作る実験を行ったことがあります。それがきっかけで、化学という学問が身近で面白いと感じるようになりました。それまでは化学という学問に対して馴染みのないものという印象を持っていましたが、そうした実験を通して、日常生活と深く関わりがあることに気づき、興味を持つようになりました。
この学問のココがおもしろい
最も興味深いと思った専門科目は有機化学でした。主に炭素と水素で構成される有機化合物が、置換基や結合の種類などの違いにより、異なる性質を持ち、様々な反応を示すところが魅力的です。北里大学では研究設備が充実しており、教員と学生間の距離感が適切なため、質問や相談がしやすい環境が整っています。これにより、自分たちで主体的に考えながら研究活動を進めることが可能です。 また、高校時代に少し興味を持ったことがあっても、それがどんな些細なことであったとしても、大学で学ぶことによりその理解を深めることができます。これが大学での学びの特徴です。
キャンパスのお気に入りスポット
理学部棟の学生ホールは吹き抜けのある開放的な空間です。窓辺にはフリースペースがあり、学生たちのコミュニケーションの場となっています。また、専門書がそろった図書館、授業以外でもパソコンが利用できる情報科学演習室などもあります。お勧めはやはり実験室です。オープンキャンパスでは、物理学科、化学科、生物科学科それぞれに興味深いテーマを設定したオープンラボラトリーが開催され、科学の面白さを体験できるので、ぜひ訪れてみてください。