北里大学/志望理由
影で支える人材となり社会貢献めざす
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
私は医療に関わる人材になりたいとの思いから進路を考えました。大きな要因は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックです。多くの職業が行動制限や外出自粛の影響で打撃を受ける中で、医療関係者は最も必要とされ、改めて評価された職種となります。私にとって「医療人」とは医師や看護師ばかりではありません。未知の要素も多い医療という分野を陰ながら支えている人たちもいて、私も彼らのような人材になりたいと思いました。医学と一括りにしても、さまざまな分野がある中で、私は特に法医学について興味を抱きました。医学の中で唯一遺体を専門とする分野で、死因を究明することで医療だけでなく、公衆衛生や治安に対しても貢献できます。あまり知られていない分野にも目をむけ、社会に貢献できる人材に成長していきたいです。
この大学を選んだ理由
北里大学を志望した理由は、医療系学部が充実しているからです。医学部や看護学部だけではなく、メディカルスタッフを育成する医療衛生学部もあり、医療関連に対する教育が充実しています。また、他大学のデータサイエンス関連の学部と比較した時、医療分野に対しても幅が効く大学はまだまだ少ないため、魅力に感じました。そして、大学病院を有していることも大きな理由の一つです。特定機能病院であるため、豊富な医療データが蓄積されており、データサイエンスとの連携が十分に期待できます。実際に北里大学病院では、ICT推進を積極的に行っており、今後もデータサイエンスの活用が期待できる分野が多く見られます。最先端のICTテクノロジーと、豊富な情報をもつ大学病院で実習できることを心待ちにして、将来、医療に関わる人材となれるよう学業に励んでいきます。
将来の展望
今後の進路について、2通りの道があると考えています。1つは大学院に進学し、引き続き研究をする道です。私が今後携わりたい研究は、大学4年間だけでは十分に研究できない可能性があり、より実践的な内容まで取り組むために大学院への進学も検討します。一方で、個人的に興味を持っている進路として、国家公務員一般職があります。資格取得をめざし、大学の学習と並行して試験勉強が必要となりますが、国家の中枢である霞が関で働くことにやりがいを感じています。どちらの進路も一長一短で、今後4年間で考え方や価値観が変わる可能性もあります。さまざまな知識を吸収できるようしっかり学んで、希望通りの道を進んでいきたいと思います。