共立女子大学/卒業後の進路

私が管理栄養士を目指したきっかけは、生きていく上で必要不可欠な食に深く関わりたいと考えたからです。大学の保健所実習と病院実習を通して将来を考え、地域の方に身近な管理栄養士をめざすことに決めました。アカデミック・アドバイザー（担任）との面談や、無料で利用できるキャリア相談や書類添削を活用し、第一志望だった調剤薬局の管理栄養士として内定をいただくことができました。

3年次から始まる臨地実習Iでは、事前教育の一環として事業所管理栄養士、病院管理栄養士、保健所管理栄養士、栄養教諭などを外部講師に招いた講義が行われます。分野ごとの仕事内容についての理解を深めることができ、その中でも私は特に医療分野に興味を持ちました。
3年次後期から保健所と病院で行われた実習では、実際に働いている方から仕事内容などお話を聞くことができました。栄養についての知識を求めている人は多いものの、その全てを病院や保健所でカバーすることが難しいという現状を知り、どうすればアプローチできるのか考えたことが進路決定に繋がりました。

管理栄養士として調剤薬局で働いていくには、栄養学の知識だけではなく、薬学についての知識も身につける必要があります。大学では臨床栄養学の授業で、栄養素と薬剤の相互作用などを学んできましたが、薬剤師や患者の方の状況を理解できるよう、さらに知識を深めたいと考えています。そのためにも登録販売者の資格を取得するなどして、地域の方の健康的な生活をサポートできる管理栄養士になりたいです。