共立女子大学/卒業後の進路
子ども一人ひとりと真摯に向き合い、共に成長できる保育士に

※掲載内容は取材時のものです
※2026年4月より児童学部 児童学科へ改組
どのように考えてキャリアを選んだか
私が保育園に通っていた頃、母の迎えを待つ間に先生がそばにいてくれたことで安心した経験から、先生という存在に憧れを抱くようになりました。その後、小・中学校での職場体験で保育園を訪れ、子どもたちを見守る立場に立ったことで「私も子どもたちに安心感を与えられる保育士になりたい」と考えるようになりました。
就職活動では、1対1で行う面接対策を活用しました。自分で考えていた受け答えが本番ではすぐに出てこなかったり、想定外の質問に戸惑ったりと、実際に対人で練習することで気づく課題が多くありました。カウンセラーの方から具体的なアドバイスをいただきながら練習を重ねたことで、本番の面接では落ち着いてスムーズに受け答えができ、第1志望の私立保育園から内定をいただくことができました。
キャリア選択のポイント
大学の講義や実習を通じ、実際の現場の雰囲気や仕事内容に触れる中で、子どもたちの成長を長期的に見守ることができる保育園の仕事に魅力を強く感じるようになりました。また、私は子どもたちには遊びを通して多くのことを知り、学んでいってほしいという思いがあったため、のびのびとした環境で保育ができる園を探しました。さまざまな保育園を調べたり、実際に見学や実習を行ったりする中で、自分の保育観と近い方針の園に出会い、「ここで働きたい」と感じたことが決め手となりました。
今後の夢・目標
私は、信頼関係を築きながら一人ひとりに寄り添った保育ができる保育士になりたいと考えています。実習では理想とする保育を心がけながら取り組みましたが、子どもの思いをうまく汲み取れなかったり、自分の言葉かけや対応に納得できなかったりと、課題を感じる場面もありました。そうした経験を通じて、「もっと子どもと丁寧に向き合い、寄り添う保育をしたい」という思いが強くなりました。
就職後は、子ども一人ひとりと真摯に向き合い、信頼関係を大切にしながら成長を支えていきたいです。そして、子どもたちと一緒に私自身も成長し続けることのできる保育士を目指し、日々努力を重ねていきたいと考えています。