共立女子大学/卒業後の進路

私は中学生の頃に保健師という職業を知り、志すようになりました。地域住民の方々が健康かつ豊かに暮らせるよう生活を支えていくという仕事内容が、将来自分のやりたいことだと感じたからです。
共立女子大学に入学後、保健師課程に進み、課外講座の「共立アカデミー」を活用して公務員試験対策を行いました。共立女子大学はキャリアサポートが充実しているため、キャリア相談などを活用しながら就職活動を行い、第一志望の市役所から内定をいただきました。

共立女子大学では、1年次から保健師課程に必要な科目を履修します。学びを通して地域で求められる看護の重要性を感じ、保健師として働きたいという気持ちがより強くなりました。また、4年次に行われる保健センターでの実習では、保健師のサポートを受けることで悩みを抱える住民の方が安心する様子を実際に見ることができ、保健師という職業のやりがいや意義を実感しました。保健師の重要性や、やりがいを感じられる環境で学べたことが、保健師をめざす決め手となりました。

多くの地域において地域住民の孤立化が、近年の課題として挙げられています。私が就職する予定の自治体も同様の課題を抱えており、「誰も一人にさせないまち」を実現することを基本理念として取り組んでいます。
私は保健師として、その理念の実現に向け、住民一人ひとりに寄り添い、信頼関係を築くことが重要だと考えています。住民の方に「本音を打ち明けやすい」と感じてもらえるような保健師をめざし、コミュニケーション力や支援スキルのさらなる向上を図り、学びを深めていきたいと思います。