國學院大學/志望理由
「神職」として神社と地域社会をつなげたい
神道文化学部 神道文化学科/フレックスB(昼間主)コース 4年
宮崎玲花さん
千葉県・麗澤高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
幼少期より、正月や七五三には父が預かっている神社で手伝いをしていました。参拝者の方々が真剣にお祈りしている姿を間近に見て、幼いながら心に響くものがあった記憶があります。中学生になり進路を考えたとき、それまでに見てきた神職としての父の姿が思い浮かび、参拝者や地域の方々と関わり支えとなる「神職」として父の跡を継ぎたいと考えるようになりました。
茶道や筝曲の習い事を通して日本文化にも多く触れてきた経験や、歴史や古典への興味関心が強かったことも生かせるのではないかと思いました。
この大学を選んだ理由
國學院大學は日本で数少ない神道を学べる大学であり、教員陣をはじめ、所有する学術史資料や施設の豊富さから「神道」を学ぶには最適な環境だと思いました。また、当時志望学部を決めかねていた私にとって、神職資格課程の履修が神道文化学部以外の学生にも開かれていることが魅力的な点でした。
オープンキャンパスの際に、神道文化学部では神道のほかに世界の宗教や伝統儀礼なども学ぶことができると知り、このことが志望の決め手となりました。
社会との関わり
神社の祭祀・祭礼の意味を理解し守るだけでなく、神職としての立ち居振る舞いや動きを現場で実践することが必要だと感じています。現場に立ったとき、地域と連携しながら主体的に動くことができるよう、神社での助勤をはじめ、和歌や書道、装束着装などを学ぶ実践講座にも積極的に参加しています。神社と地域社会をつなぐ「仲執り持ち」として父のような神職になることを目標に、卒業後も学びを継続していきます。