国際基督教大学(ICU)/志望理由
リベラルな学びが導いた報道への道
※掲載内容は取材時のものです
興味を持ったきっかけ
国際基督教大学(ICU)では、2年次の終わりに自分のメジャー(専修分野)の登録を行います。現在、ジャーナリズムに興味を持っていますが、そのきっかけは、大学1年次に、ICUが提供する2か月の語学プログラムに参加し、カナダを訪問したことでした。カナダ滞在時、日本の元首相の銃撃事件のニュースを目の当たりにし、報道が国境を超え、人々のさまざまな感情を引き起こすほどの影響力を持つことに魅せられました。また、学芸員課程も履修し、博物館実習を終える中で、ジャーナリズムを専門にはせず、核問題・博物館のあり方・災害や事故など、興味の源を燃やし続け、国際関係分野の歴史・政治・現代社会を起点として、広く学んでいます。
この大学を選んだ理由
文理の枠を超えて全ての技(アーツ)を学ぶことができるという「リベラル・アーツ」の概念に魅力を感じました。例えば音楽について、「自分の好きな音楽を学ぶことができるのか」という、自分の興味が「学問」として認められることは、高校まで受けていた教育形式とは全く異なっていたため、私にとっては驚きでした。ICUの学際性は、入学前からさまざまな分野に興味を持っていた私には最適な学習環境であると判断しました。自由で開かれたリベラルな空間に身を置くことで、県境や国境までも超えた人々とたくさん知り合い、社会に対する疑問や社会問題に対する視点を得ることができます。人々も学問も自由に開かれている場所だからこそ、自身のフィールドをよく見極めて定めていく能力が身についたと思っています。自分の興味にまっすぐ向き合えるプログラムや大学院も用意されており、学習環境は十分に整っています。
将来の展望
本や新聞、映画や番組など多様な資料に触れ、過去と現在への理解を深めてきました。選んだメジャーの他にも入学時の夢だった音楽にも向き合い、選考制の講座で学内にあるパイプオルガンを弾き、習得できたことは、人生で得難い経験となりました。卒業後は、これまで培った多角的な視点や抱いてきた社会への疑問を活かすため、報道記者として歩み始めます。自分の好奇心を満たすだけでなく、社会に潜む問題や人々の声をすくい上げることで、社会に貢献できると信じています。特に災害や原発、日本を取り巻く国際問題の報道に携わることを目標としています。ICUは私にとって、小さくもかけがえのないリベラルな社会でした。卒業後はその環境とは異なる現実の社会で記者として働くことになりますが、学生同士の交流で培ったコミュニケーション力とクリティカルシンキングを武器に、冷静に物事を見つめ、時に鋭い指摘ができる記者をめざします。