女子栄養大学/志望理由

私の祖母が栄養士で、その影響からか、うちには栄養学や調理学の本がありました。幼い頃から無意識にそれらを読んでいたせいか、自然と食関連に興味関心を持つようになり、幼稚園の卒園時には「将来の夢はカフェをやること」と宣言したほどでした。大学の授業では実習やゼミを通して、飲食業界に関連したことを学べているので、着実にかつて思い描いていた私の理想像に近づいていると感じています。

女子栄養大学の食文化栄養学科を選んだのは、広く食関連のことを学べるからです。
食のスペシャリストになるために入学を希望しましたが、調べるうちに今まで想像していた栄養学とは違った切り口で「食」を学べることがわかり、将来の可能性の広がりを強く感じました。私が当時興味を持っていたのは食品開発とメディア研究でしたが、より広い視野でより深く実践的な学びが得られ、たくさんの経験を積むことで本当に自分がやりたいことを見つけられるのではないかと感じ、コース選択のある食文化栄養学科を選択しました。

食は生きていくうえで欠かせないものです。ただ生活に欠かせないものだけではなく、心身共に豊かにしたり、喜びや活力を与えたりするものでもあると考えています。今は生産や流通、加工や販売などの流れを学んでいるため、食は社会全体に浸透していると実感できます。学ぶ前は理解をしていたつもりですが、見える部分しか分からないことが多かったと思います。女子栄養大学の学びを通して、改めて食がもたらす社会への影響を実感しました。これからも、よりさまざまな角度から、興味ある飲食業界への理解を深めていきたいです。