大正大学/私のイチオシ
戦国時代に何が起きていたのか考察を重ねる学び方が面白い
文学部 歴史学科 日本史コース 3年
武田大和さん
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私が初めて「歴史」という学問に興味を持ったのは小学生のときで、テレビゲームに登場する戦国武将を調べるのが楽しくてしかたありませんでした。中学生になると、自分の先祖についても興味が出てきたので、戸籍をたどって調査してみたり、学校の先生と地元の史跡をめぐったり、城跡や博物館などにも行くようになりました。現在は、戦国時代に興味を持っていて、中世から近世へ移り変わっていく時代にどのようなことが起きていたのかを知りたくて勉強しています。
この学問のココがおもしろい
高校までの「歴史」は、暗記の科目という印象が強かったように感じます。大学で学ぶ歴史学は、論文を読んで新しい知識が増えていく楽しさはもちろん、当時の文書や日記などを読んで、「こうなんじゃないか」「こうも考えられるんじゃないか」と考えをめぐらせたり、友達や先輩と議論することもあります。歴史をさまざまな視点から考察することはとても面白く、高校までの授業にはなかった学び方だと感じています。
キャンパスのお気に入りスポット
3号館にある歴史学科の閲覧室は、歴史を学びたい人にとってこれ以上ない場所だと思います。本棚の膨大な数の史料集は壮観で、書籍や辞典、学術誌、博物館の研究紀要など、歴史研究に必要な資料がそろっています。さらに、同じフロアには教員や大学院生の研究室もあるので、閲覧室で勉強していてわからないことがあったらすぐに質問できるのもいいところだと思います。ぜひ大正大学に来て、閲覧室を含むフロア全体の雰囲気を体感してみてください。