東京工科大学/私のイチオシ
「その人らしさ」に寄り添える作業療法士をめざして

※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
作業療法士をめざしたきっかけは、高校の部活でケガをした経験です。リハビリのために理学療法士の方にお世話になったのですが、身体的なケアにとどまらず精神面でも支えていただき、大会に出られず落ち込んでいた私にとって、その存在はとても大きく、「医療の仕事がしたい」と思うようになりました。いろいろと調べていくうちに、リハビリテーションの中でも、作業療法士は“その人らしい生き方”を心身両面から支えられると知り、魅力を感じました。単なる機能回復ではなく、対象となる人の「やりたいこと」や「できるようになりたいこと」に寄り添えることに、強くひかれました。
この学問のココがおもしろい!
東京工科大学を選んだ決め手の一つが、化粧支援や自動車運転支援の研究といった、他大学にはないユニークな取り組みです。作業療法がこんなにも多様なかたちで人の生活を支えられることに、魅力を感じました。また、当事者の方をお招きして面接や評価を行う授業では、その人の価値観や生活背景に配慮した支援の大切さを実感。「作業を通してその人に寄り添う」という作業療法の本質に触れた気がして、とても印象深い経験になりました。
キャンパスのお気に入りスポット
専攻の実習室であるADL室*とレクリエーション室がお気に入りです。ADL室では、調理をはじめ日常生活動作について学び、実際の支援場面を想定した作業分析などを行っています。レクリエーション室にはさまざまな遊びや評価について学べる道具があり、発達支援に関する学習などで活用しています。授業だけでなく、放課後の勉強や学生同士の実技練習にもよく使っています。これからも学びを通してより多くの「その人らしさ」に触れながら、一人ひとりに寄り添える作業療法士をめざしていきたいと思っています。
*日常生活動作(Activities of Daily Living)の練習や評価を行うための実習室
返還義務のない独自の奨学金制度「奨学生入試」
「奨学生入試」は、奨学生合格者として入学した103名に返還義務のない年額130万円の奨学金を最長4年間[最大520万円]支給します。この試験では、同グループ内の複数の学部・学科・専攻を併願可能です(追加の入学検定料不要)。さらに奨学生合格者のほかに、一般選抜免除合格者も発表。八王子キャンパス、蒲田キャンパス、札幌、仙台、水戸、宇都宮、高崎、さいたま、千葉、横浜、松本、静岡、名古屋、大阪、福岡で試験を実施します。
※2026年度入試実績