東京工科大学/私のイチオシ
EVプロジェクトへ参加し企業との連携から多くを習得
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
高校2年生の時、大学でEVカーを開発して学生フォーミュラへの出場をめざす「EVプロジェクト」を知り、「入学したらEVプロジェクトに参加する」ことを決めていました。もともとバイクを触ったり乗ったりすることが好きだったため、高校にはなかったモノづくりのプロジェクトに参加したいと考えたのです。また、高校時代はコロナ禍でいろいろな活動が制限されていたため、大学では「こういった活動に積極的に取り組みたい」そして、プロジェクトに取り組むことで「さまざまな知識・技術を身につけたい」と強く思っていました。現在はプロジェクトリーダーを担当していますが、今年度の学生フォーミュラでは車検までは通したものの、実走行することは叶わず。来年度こそ、実走行したいと思います。
この学問のココがおもしろい
「EVプロジェクト」では、スポンサー企業や技術協力してくれる企業とのコミュニケーションが必要であるため、「報連相」のスキルが磨かれました。さらに臨機応変な対応力、スケジュール管理、人員配置なども企業とのやり取りで学び、身に付いてきているように思います。企業見学や企業に在籍する学生フォーミュラ参加経験者に話を聞いたり、実際に役立つ溶接方法を教えてもらったりすることも面白く、技術的にも知識面でも成長しています。バイクは、高校時代には「なぜこの部品がついているのか?」は知りませんでしたが、今ではその部品が必要な意味・役割が理解できるようになり、より車やバイクへの興味が深くなっています。また、中小企業では製造の全体像を見ることができるということを知り、中小企業のよさや面白さを知ることもできました。
キャンパスのお気に入りスポット
私が気に入っているのは「EVプロジェクト」の活動場所である、プロジェクトルームです。EV開発のためのスペースも確保されており、必要な工具や機材も全てここに揃っています。現在、プロジェクトには30名程度の参加者がおり、オープンキャンパスの時には、私たちが制作している車体も披露します。試走なども行う予定なので、興味のある方は、ぜひのぞきに来ていただきたいと思います。