東京女子体育大学/私のイチオシ

若者の生活の中で、人気アイドルなどの動きを完コピし、SNSで発信することは日常の一部になってきています。非言語の身体表現であるダンスで、流行をつくり楽しむことは、どの時代にも共通しています。2024年のパリ五輪では「ブレイキン」というダンス種目が初めて登場します。ブレイキンは当初、同じストリートダンスの世界でも否定的な見方があったものの、次第にブレイカーズが増え、五輪の種目にまでなりました。このように「ダンス」と一言で言っても多くの種類があり、物語があります。歴史的な背景をふまえて現在に目を向けると、新たな世界が見えてきます。大学で教養を深め専門知識を増やすことは、今後の人生を豊かにする一助になるでしょう。

ダンスは「身体を通して自分の想いを届ける」ことができます。特に作品創作では、テーマを探すことで、文学、絵画、音楽など、多様な芸術と出合うきっかけになります。心と体と向き合い、他者と感覚を共有し、つながりを感じる経験も得られます。ダンスは芸術性と競技性を兼ね備え、答えがないからこそ、自由な創造を生む面白さがあります。それが非現実的であっても、人には言えない感情でも、「イメージしたこと」を表現し、昇華させることができるのです。ぜひあなたも、日記を書くような感覚で感じるがままダンシングしてください。きっと日常が色づき、感覚が豊かになるはずです。

東京女子体育大学には、さまざまな種目の専用体育館があります。中でも「藤村スポーツセンター」にはトレーニングルームやアリーナなど、本格的で最新の運動施設が充実しています。また、キャンパス内で絶対に外せないスポットは「食堂」です。特に焼き立てのパンは絶品で、人気のメロンパンは即完売するため、食べられた日は一日幸せな気分になること間違いありません。オープンキャンパスでは、学生の人気メニューを中心とした学食を体験できるので、ぜひチェックしてください。