東京女子体育大学/卒業後の進路
あらゆる人がスポーツを楽しめる環境づくりに貢献したい
卒業後の進路:事務職
体育学部 体育学科 4年
櫻庭琴子さん
神奈川県立菅高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
在学中は陸上競技部の審判ブロックに所属し、大会運営に関わってきました。選手のがんばる姿や記録が出て喜ぶ姿に達成感を感じるうちに、卒業後は人を支える仕事に就きたいと思うようになりました。事務職を志望したのは、「支える」という視点で最適な職種と考えたからです。就職活動では、大学のキャリア支援課にお世話になりました。特にカウンセラーの方にはきめ細かくサポートいただき、無事に内定を獲得することができました。
キャリア選択のポイント
幼い頃からスポーツ観戦や身体を動かすことが好きだったため、入学当初はスポーツに関わる仕事に就きたいと思っていました。しかし、卒業後の進路をあらためて考えたとき、女性がスポーツを職業として長く続けるイメージが持てず、就職活動ではさまざまな業界を視野に入れて模索しました。内定をいただいた企業はスポーツと関わることができ、自らが身体を動かすのではなく、事務職として人を支えられるという、2つの希望をかなえられることが決め手になりました。
今後の夢・目標
障害者スポーツ(パラスポーツ)は障害がある人でも競技ができるようにルールを変更しているため、障害の有無に関わらず誰もが一緒に楽しむことができるスポーツです。しかし、認知度と普及率はまだまだ低く、指導者や競技場所の不足という課題もあります。こうした課題を少しずつクリアしながら、全ての人がスポーツを楽しいと感じてもらえる環境をつくりたいと思っています。競技スポーツから生涯スポーツまで、幅広い世代の人が目的に合わせたスポーツができる環境を実現することが、今後の私の目標です。