東京電機大学/私のイチオシ
デザイン工学だけでなく、多岐にわたる分野を学べる

※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
高校3年生の頃、理系の進路を考えていた私は、幅広い学びを展開する東京電機大学のデザイン工学科に興味を持ちました。この学科ではデザイン工学だけでなく、機械、電気、情報など多岐にわたる分野を学べる点が魅力でした。大学ではプログラミングスキルを修得し、「絶対に二度寝しないためのアラームアプリ」を開発。アプリ開発の大変さと楽しさを実感する貴重な経験となり、将来ITに関わる職に就きたいと思うきっかけになりました。
この学問のココがおもしろい!
「デザイン工学PBL(※)-B」という講義では、SDGsの目標に対する解決策をグループで話し合いました。グループでお互いの意見を交わし、一つの制作物を作ることで、グループワークの面白さや難しさ、共同達成の喜びを実感することができました。私たちの班では森林管理に着目し、日本における放置林問題を解決しようと考えました。SDGsの目標達成は近年よく耳にしますが、一つの問題を解決するにもさまざまな問題が生まれ、簡単なことではないということを実感しました。
※PBL:Problem-Based Learning。教員が提示した、答えが単純に決まっていない問題に対して、学生間でグループを形成し協力して解決にあたる学習法。
キャンパスのお気に入りスポット
ものづくりセンターは、東京電機大学が重視する「ものづくり」の考え方を反映した代表的な教育施設なので、ぜひ訪れていただきたいと思います。技術スタッフが常駐しており、技術相談や加工指導にも親切に対応してくれます。造形サイズが異なる複数の3Dプリンタが常時利用可能で、授業や研究活動だけでなく、趣味のものづくりで利用する人もいます。学生なら誰でもこれらの最先端機器に触れることができるので、入学したらぜひものづくりに活用してください。