東京電機大学/私のイチオシ

高校生の頃に授業で大腸菌を用いたバイオテクノロジーに触れたり、生物の体内環境での反応に興味を持ったことが生命科学系を選択したきっかけです。大学では専門的な知識や実験の発表の作法を学び、実験の手法や原理、考え方を身に付け、立派な研究者になりたいと考えていました。
入学時は教職の道に進むことも考えていたので、生徒に興味を持ってもらえるような、教科書に載っていない専門性の高い知識も習得したいと思いました。東京電機大学ならば限られた分野だけではなく、複数のコースを履修できると考え、東京電機大学への進学を志望しました。

2年次の生命科学基礎実験では、生物系で初めての実験を体験しました。昔から生物系の実験に憧れがあったため、初めてマイクロピペットを持ったときの感動は忘れられません。実験を行い、レポートの検討課題に取り組むことで、専門的知識への理解が深まりました。実験後の考察では、幅広い分野を多面的に学んだことが自分の力になっていることを実感できました。

東京ドーム8個分、約10万坪の広さを誇る埼玉鳩山キャンパスには、学生によるリニューアルプロジェクトで生まれた食堂が3か所もあります。それぞれ明確にコンセプトが異なるため、ぜひその違いを体験していただきたいと思います。機能性を重視したホールや教室は開放的な空間を意識した作りとなっており、学生同士の交流が活発に行われています。巨大なパラボラアンテナが印象的な「低軌道周回衛星用地上局システム」も、埼玉鳩山キャンパスの見どころの一つです。人工衛星で計測された情報を受信し、宇宙工学に関する研究や教育に活用しています。