東京電機大学/卒業後の進路
燃料電池の技術を生かし、課題を解決する提案がしたい

卒業後の進路:日清紡ケミカル株式会社
工学研究科 物質工学専攻 2022年修了
Y.K.さん
埼玉県立不動岡高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
現在、私は燃料電池の構成部品である「燃料電池セパレータ」に使用される材料の物性評価や、生産工程の改善に取り組んでいます。
東京電機大学では、地球環境を意識したエネルギー技術や、工業製品に用いられる化学技術について多くの授業を受けました。その中で、再生可能エネルギー分野に貢献できる燃料電池に興味を持ったことが、今のキャリアを選ぶ原点となっています。
キャリア選択のポイント
「高分子材料特論」の授業では、二次電池や燃料電池について学び、化学的な知識と実際の製品開発を結びつけた内容に強く惹かれました。燃料電池の種類や特徴、構造といった基礎知識を得られたことは、現在の業務において製品性能を評価したり、新しい材料の提案・改良を行ううえで大きな力となっています。
今後の夢・目標

将来的には、技術営業としてお客様と直接関わり、自社の技術や製品をより良いかたちで提案していきたいと考えています。お客様の課題を技術で解決できるよう、対話を重ねながら信頼関係を築き、その声を社内の技術改善にもつなげていきたいです。また、以前上司とチームを組んで参加した社内のアイデアコンテストの企画を形にし、お客様に提供したいと考えています。