東洋大学/志望理由

私が社会学部に興味を持ったきっかけは、高校時代に課外活動や留学を経験している友人と出会ったことです。それまでの私は学校の輪の中でしか社会との関わりがない人間でしたが、友人の話を通じて新しい知識や考え方・価値観を知ることが楽しいと感じました。大学では、自分自身が様々な体験を通じて将来の視野を広げたいと考え、社会を幅広く学ぶことができる社会学部を選択しました。

社会調査として実際に現場に行くことができる学科が魅力的でした。この学科では2年次から外部の人と関わり、フィールドワークを行うことができます。また、大学選びの際には留学の観点も重要視しており、東洋大学は留学へのさまざまな支援が整っていたため、やりたいことが定まっていなかった私にとって、自分が志願すれば留学できる環境が整っているという点も魅力的でした。

社会のことを幅広く見ていく中で、労働問題や環境問題といった社会問題を自分の生活の中でも感じるようになりました。例えば、今私たちが普通に食べている海鮮類も外国から期間労働者としてやってきた人たちが関わっています。中には過酷な労働条件の中で働いている方々もいます。社会学部では、こうした普段の生活では見えてこなかった問題を、フィールドワークを通じて知ることができます。実際に見て経験した知識をもとに意見交換をすることによって、自分の中で新しい考えが生まれ、柔軟な考え方ができるようになりました。