にほんじゅういせいめいかがく

日本獣医生命科学大学

私立大学 東京都

日本獣医生命科学大学/卒業後の進路

本格的な加工肉の製造実習を通し食品メーカーを志す

顔写真
卒業後の進路:雪印メグミルク株式会社 応用生命科学部 食品科学科 4年 齊藤健さん 東京都立調布南高校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

どのように考えてキャリアを選んだか

スパイスなどで下処理作業中の燻製前のベーコン

私は子どもの頃から食べることが大好きで、将来は食品に関する会社に就職したいという夢を持って日本獣医生命科学大学を選びました。大学では、食品の歴史、栄養素、おいしさなど、さまざまなことを学び、特に安全面についてはほとんどの講義で教わりました。
また、3年次に豚の枝肉から解体してハム・ベーコン・ソーセージなどを作る実習があり、そのことから食品製造の楽しさと安全の重要性を実感し、食品業界の中でも製造業に進もうと決断しました。
食品会社の現役の社員の方による講義を受けたり、食品に関する資格取得支援制度を活用したりと、しっかり準備して就職活動に臨み、第一志望の企業から内定をいただきました。

キャリア選択のポイント

燻製する直前の下処理をしたベーコンとハム

3年次の「畜産製造学実習」では、豚の枝肉を自分たちで解体してハム・ベーコン・ソーセージなどを作りました。解体作業はかなりの重労働でとても大変でしたが、今まで経験したことのない達成感を味わいました。大学に入るまでは食品製造に興味はあっても、工場見学ぐらいしか経験したことがありませんでした。実際に講義や実習を通して深く学び、楽しさに気づけたことは、食品分野の中でも製造に携わろうと決めた一番の要因になりました。
また、自分は小さいころから牛乳や乳製品が好きで、3年次から所属した研究室でチーズに関する研究を行いました。実際にチーズを作って熟成の様子を観察していましたが、少しの操作ミスですぐに腐ってしまうなど難しさを実感しました。研究や実習などで学んだ乳製品や食の安全についての知識を活かし、自分が好きな牛乳や乳製品を多くの人々が安心して食べられるように貢献したい、と乳業メーカーを目指すようになりました。

今後の夢・目標

「食」は私たちが生きていくうえで欠かせないものですが、食中毒という危険性もあります。過去にも大勢の人が集団食中毒によって被害に遭い、さらには亡くなるという事態も後を絶ちません。このような食中毒の原因は人為的な操作ミスによるものが多いです。これらを防ぐために、食品や機械など製造方法について勉強を続け、責任を持って商品を製造して、多くの人々の食生活をより安全に、そして楽しいものにしていきたいと思います。

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