学習院女子大学/卒業後の進路

客室乗務員になりたいという思いが、「外資系の航空会社で働きたい」と具体的な目標に変わったのは、在学中の留学がきっかけです。さまざまな国の人たちと英語でつながることに魅力を感じ、国外で多国籍の仲間と共に英語で仕事がしたいと考えるようになりました。就職活動にあたり、キャリア支援部で面接練習を何度も行いました。質疑応答に加え、入室・退室のマナー、話し方、話す長さなどを細かく指導していただき、自信をもって本番に臨むことができました。

外資系航空会社を志望した決め手は3つあり、1つ目は、多国籍の仲間と英語で仕事ができることです。2つ目は日本との距離が近い香港に拠点があり、短い休みでも気軽に日本に帰国できる点が魅力でした。3つ目は、全ての就航地に乗務ができることです。他のアジア系航空会社の場合、日本人クルーは日本便や日本人のお客様が多い便のみ乗務することがほとんどですが、外資系航空会社は日本人クルーも全便に乗務できる点に惹かれました。

訓練を乗り越え、正式に外資系航空会社の客室乗務員になることが今の目標です。そのためにも、異なる文化やバックグラウンドをもつ多様な国籍のクルーから、多くのことを学ばなければなりません。留学中に身に付けた異文化理解やコミュニケーション能力を生かして、多様な価値観を理解し、お客様一人ひとりに寄り添える客室乗務員になりたいと考えています。
いつかアメリカのホストファミリーや、留学先で出会った世界中の友人の国を訪れて、再会することを夢見ています。