日本映画大学/志望理由
映画の作り方を学び、俳優に必要なスキルを身に付ける
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
私には、高校3年の夏まで明確に「これがしたい!」と思えるものがありませんでした。なんとなく大学に入学してなんとなく就職するのかなと考えながら生活していたとき、ふと「俳優になればいろいろなことができるのでは?」という考えが浮かびました。それがきっかけとなり、芝居をしたり何かを演じたりすることに対して興味が湧いてきて、詳しく調べるようになりました。いろいろな知識が得られることにワクワクし、今も楽しく学んでいます。
この大学を選んだ理由
「芝居の勉強をする」という目的だけなら大学に入る必要はなかったかもしれませんが、「キャンパスライフ」に興味を持っていました。「芝居ができる大学」を軸に進学先を検討する中で、日本映画大学は「1年次から俳優として実習に参加できる」ことがとても魅力的でした。当時の自分は、とにかく芝居に関わることをしてみたいと考えていたので、「ここしかない!」と思い、進学を決めました。
社会との関わり
日本映画大学という名前だけあり、映画を見る機会が多く、実際に映画や映像を制作する授業もあります。知識を得るために、授業外でも毎週のように映画を見ては、作り手の思想や社会問題など、映画の延長線上にあるものを考えるようになりました。私は、作り手の数だけ思想があっていいと思っています。私たちは映画を見て、「おもしろかった」「よくわからなかった」などさまざまな感想を持ちますが、「人によって感じるものは違う」ということです。これが人間の本質ではないかと考えています。このことから、日本映画大学は「人間」というとてつもなく大きなテーマについて研究している大学であり、大きすぎるテーマを捉えやすくするために「映画」を利用しているのではないかと思っています。