湘南医療大学/志望理由

中学生のときに夏休みの課題で職業インタビューをすることになり、私は小さな頃からお世話になっている薬剤師さんにお話を聞かせていただきました。この時にうかがったお話がきっかけとなって、薬剤師という職業の素晴らしさと大切さを知りました。そして「自分もこんなふうになりたい」と、薬剤師をめざすようになったのです。患者さんに「お薬でわからないことは、この人に聞けば大丈夫！」と思ってもらえるような薬剤師になるのが、現在の私の目標です。

チューター制があり学生生活で困ったことがあればすぐに相談できることや、先生と生徒の距離が近く和気あいあいとしていることから「湘南医療大学ならば6年間楽しく通えそうだ」と感じました。「他の大学もいいよ」「別の職業をめざした方がいいのでは」などと周りに言われた時期もありましたが、最後に決めるのは自分です。「自分はどうしたいか」という気持ちを大切にし、「やはりこの大学がいい！」と思えたため、進学を決めました。現在、座学では化学など、薬や病気を理解するための基礎知識を学んでいます。また、実験実習では座学で学んだことを実践してみることで、より理解を深めています。少人数教育なので、わからないところがあれば気軽に質問したり、同学年のみんなで協力してテストや日々の勉強を頑張ったりしています。

薬剤師の主な仕事には「患者さんへの服薬指導」がありますが、それだけではなく「その患者さんが現在服用している薬は何か？身体状態の変化はあるか？」といったことなども把握する必要があります。つまり、薬だけ見ていればよいということではなく、患者さんを見て密に関わっていく仕事でもあるのです。「お薬でわからないことは、この人に聞けば大丈夫！」と思ってもらえるような薬剤師になるためにも、薬学の知識だけでなく、対人援助に不可欠な倫理観や自己他者理解、基本的なコミュニケーション技法などを『コミュニケーション論』や『早期臨床体験実習』を通して学び、コミュニケーション能力も培っていきたいと考えています。