金沢医科大学/卒業後の進路
病院勤務、大学院を経て母校の教員となり、後輩を育成
卒業後の進路:金沢医科大学病院、金沢医科大学 看護学部
看護学部 看護学科 2014年卒業
澤美咲さん
石川県立七尾高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
私は人と話すのが好きで、将来は人に関わる職業に就きたいと考えていました。最初は看護師という進路はイメージしていませんでしたが、周囲の勧めもあり、金沢医科大学 看護学部に入学。隣接する附属病院で働く看護師や医師からリアリティのある講義を受けたことや、実際に現場で使われている医療機器を用いた技術演習は魅力的で、看護師として働こうと決断するのに長い時間はかかりませんでした。卒業後の進路や国家試験対策に関しては、担当の先生が親身に相談にのってくださり、看護師と保健師の資格を取得することができました。
キャリア選択のポイント
卒業後は大学病院の集中治療室に配属。集中治療室への配属を希望したのは、さまざまな疾患や症例の患者さんを担当することで、広い知識を身に付けた看護師となる基盤を形成できると考えたからです。新人の頃は、刻一刻と変化する患者さんの状態や、初めて見るたくさんの医療機器に目まぐるしい日々を送っていたように思います。その後の異動により、産婦人科や精神科などの病棟でも勤務しましたが、集中治療室での勤務で得た知識や技術があるからこそ、どの部署でも自信を持って働くことができました。
今後の夢・目標
5年目頃から後輩の指導にあたる機会が増えていたこともあり、専門的な知識を持って後輩と関わりたいと思い、大学院への進学を決意。看護師の仕事と大学院での勉強の両立は忙しく大変でしたが、今となっては良い経験だったと思っています。そして、今年度から、母校である金沢医科大学 看護学部で教員として勤務しています。新たな環境での挑戦で戸惑うこともありますが、学生との関わりの中から自身が学ぶことも多く、充実した日々を送っています。