健康科学大学/みんなのQ&A
学部・学科・研究に関するQ&A
リハビリテーション専門職である理学療法士と作業療法士の仕事内容は何ですか?
どんな問題をどのように支援するのか。全ての国家試験=専門職には固有の知識と技術が伴います。
理学療法士は、運動療法や物理療法などの医療技術を用い、病気やケガで動けなくなった人の基礎的な運動機能(座る、立つ、歩くなど)を回復させるのに対し、作業療法士は日常のあらゆる作業活動(例えば編み物や陶芸などの物づくりをすること)を通じ、人間的な動作(着替え、食事、入浴など)の回復を図るのが特徴です。また、作業療法士は身体に障害のある患者さんだけでなく、こころの障害や老年期、子ども特有の障害などについてもアプローチします。
就職・資格・進学に関するQ&A
目指せるのは医療系の進路だけですか?
医療専門職以外にもたくさんの進路があります。
人間コミュニケーション学科では、人と社会の関わり合いを深く理解し、自己のコミュニケーション能力を高めることができます。このような能力を身に付けることで、公務員や一般企業などの様々な進路において即戦力として適応することが可能です。学びの特長としては、共通科目を通して多彩で幅広い視点を身に付けるとともに、人としての素養を深めるための「考える力」を養います。そのうえで、いかなる業種にも役立つ演習系科目をもって自己への理解を深め、これを習得していきます。進路においては、学生と教員が二人三脚となり個人面談等を積み重ねることで、学生にとっては納得のいく進路先を見つけることができます。
医療の就職には国家試験の合格が必須だと思いますが、何か特別な対策やサポートなどはしているのですか?
学生一人ひとりに合わせたきめ細かいサポートを行っています。
本学の特徴の一つとして、教員と学生の距離の近さがあります。1年次から「クラス担任制」をとっており、担当する教員が勉学や生活のことを親身に指導・助言しています。また、縦のつながりも強く、先輩から後輩への指導がごく自然に行われています。低学年次の学生は常に先輩の様子を意識しながら将来の自分の姿を重ね合わせて勉学に励んでいます。毎年、国家試験が近づくにつれ、クラス担任の研究室で勉学に励む4年生の姿が多く見られるようになります。国家試験対策としては、教員の目が届きやすい少人数グループでの学修を基本とし、学生一人ひとりの模擬試験や大学独自の領域別確認テストの結果を徹底分析。それぞれの習熟度に合わせた無駄のない指導で、確実に弱点を克服します。
入試に関するQ&A
総合型選抜、学校推薦型選抜(公募)といくつか入試方法がありますが、どの入試で受験するのがよいのでしょうか?
それぞれの入試の出願条件を確認して、自分の状況に最も適したものを選びましょう。
総合型選抜は興味のある学科の教員との面談などを通じて「自分に合っているか」「学科の特色」などを確認しながら進めていく「自分発見」の入試方法で、どの入試よりも早い時期に出願や選考が開始されるとともに、I期からIII期まで設けられ、入試シーズンの最後までチャレンジすることができます。また総合型選抜には、いわゆる「一般型」に加えてスポーツ活動の実績をアピールする「スポーツ型」、卒業後の地域貢献をアピールする「地域貢献型」といった志願動機に沿った種別があります。学校推薦型選抜(公募)は出願資格に評定平均値基準が設けられており、在学(出身)学校長の推薦が必要な入試です。既卒者(1浪まで)の受験も可能です。