岐阜聖徳学園大学/私のイチオシ
メディアを通して、新しい技術を考える
人文学部〈仮称〉* 人文学科〈仮称〉*
宮原淳先生
※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
現代の職場は分野を問わず、技術の活用や導入が常に課題になっています。そのような職場や日常生活において、すぐに役立つ学問が「メディア論」です。これからは、生成AIやメタバースなどデジタル技術の未来を、自由に想像したり恐れたりするのではなく、行き先を的確に見抜くことが必須になります。過去から現代までのメディアを見直すと、新しい技術を取り込むことで変化したさまざまな事例を見つけることができます。それらの事例から、未来の行き先を見抜くための方法が学べるのはもちろん、きっとあなたのキャリア形成や人生におけるヒントにもなると思います。
この学問のココがおもしろい
メディアのコンテンツを人間が作るとは限らない時代にあって、ゼミ生は人間が書くということにこだわった電子書籍制作に取り組んでいます。題材はTOEIC(R)に挑んだ学習記録で、物語論をベースにまとめた一人ひとりの成長物語です。失敗や不安を乗り越え、学びの実践の中で生まれた言葉は、学生にしか書けない独自コンテンツであり、本にする意義があると思います。また、書く作業は自己客観視の力を培う成長の機会になり、書籍の出版は珍しい経験として就活での武器になっています。
キャンパスのお気に入りスポット
岐阜聖徳学園大学はいい意味での「地方色」がある、居心地のよい大学です。学生同士はもちろん、学生と教員の距離が近いのが特徴で、研究室に気軽に立ち寄って話し込む学生の姿は日常的な風景です。自習スポットで教え合う先輩と後輩のつながりも岐阜聖徳学園大学ならでは。この空気を、ぜひキャンパスに来て感じとってほしいです。多くの学生が集う場所、英語ラウンジにもぜひ訪れてみてください。学生があなたをご案内します。