同朋大学/志望理由
心理学の学びを深めて
人に寄り添える対人援助職をめざす
社会福祉学部 社会福祉学科／社会福祉専攻 3年
橘 志伊奈さん
愛媛県立川之石高等学校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
高校生のときに市の社会福祉課の人にお世話になる機会があり、それをきっかけとして対人援助職に興味を持ちました。その後、対人援助職をめざしていく中で、「愛着障害」についての本を読み、世の中には目に見えない障害で苦しんでいる人がいることを知りました。対人援助職に就くうえでは、目に見えるものだけにとらわれることなく、人に寄り添いたいと思っています。そのため、できるだけ人の深いところまで知ることができるように心理学を学ぶことに決めました。
この大学を選んだ理由
同朋大学を選んだ理由は、自分が学びたかった分野について詳しく学べるからです。福祉の現場を経験している先生が多いので、先生ご自身の経験談などのリアルな声を聞くことができ、より先を見据えながら学業に励むことができる点に魅力を感じました。また、少人数の授業が多く、先生との距離が近く相談しやすいところも、いいなと思いました。
社会との関わり
今は社会福祉専攻の心理学コース*で学んでいます。学びを深めていく中で、心理学はかなり身近にある学問だと感じました。例えば、血液型診断などもその一つで、「A型だから几帳面」というのはステレオタイプ（多くの人に浸透している先入観や思い込み）に当たります。このように考える人は少なくなく、人は誰しもステレオタイプを持っていることを知りました。これらのように、人がどのような考え方を持っているのかということを知ることは、心理学において大切なことです。これからの学びの中で他者理解を深め、人に寄り添うことのできる人になりたいと思っています。
＊2024年4月、「社会福祉学科 心理学専攻」新設
