名城大学/私のイチオシ

きっかけとなったのは高校時代に出会った二人の外国人留学生です。ある日彼女たちとジェンダー観について話をする機会があり、同い年にも関わらず、はっきりと実情をとらえたうえで自身の意見を持っていたことに驚きました。さらに、彼女らの持つ価値観は、当時私の周りにいた日本人の友人の誰とも異なっていました。今でもその日のことは鮮明に記憶に残っています。この経験から異文化などからくる価値観の違い、背景にある前提知識についてより深く知りたくなり、異文化への理解や異文化コミュニケーションを学んでいます。外国語学部と聞くと、言語を学ぶことが主体のように思えますが、実は日本文化、演劇学、文化人類学、文学、平和学など、さまざまな分野の講義があります。中でも私は異文化理解や、異文化コミュニケーションに興味を持ちました。

高校時代の私は、古典芸能特有の堅苦しい言い回しや、古語と現代日本語の差異などに苦手意識を持っていました。しかし、外国語学部生として日本の文化を知っていくうえで、それらの表現にも時代背景があることを知りました。外国語学部の学びによって日本古語の面白さに気づき、苦手意識が薄れた結果、ストーリーの面白みにも気付くことできるようになりました。また異文化を学んだ結果、日本文化と鏡合わせのように比較しながら学ぶことができて、日本文化は面白いと再認識できたのはうれしい誤算でした。

「Use it or Lose it.」悲しい現実ですが、英語能力は使わなくなると直ぐに失われていきます。しかし、「GLOBAL PLAZA」に行けば、楽しくおしゃべりするだけでそれを阻止できます。「GLOBAL PLAZA」にはネイティブのスタッフが常駐しており、英会話を気軽に楽しめます。さらに、英語で映画を観たり、英語の本を借りることができるうえに、ワークショップではIELTS対策講座など、スタッフたちによるレッスンを受けることもできます。交換留学生らが遊びに来たり、ハロウィンパーティーでは留学生を交えてのフランクな交流もできます。遊びに行く感覚で英語力が上達する、名城大学の学内留学を利用しない手はないと思います。