名古屋産業大学/志望理由

父親が福祉に関わる仕事をしており、幼少期から福祉や介護の仕事をいつも身近に感じていました。私が福祉の道に進もうと決めたのは、中学生のときに福祉施設での入所者への虐待事件が、テレビのニュースで頻繁に流れたことがきっかけです。何年も前から起きている福祉を取り巻くさまざまな問題がいまだ解決しないことにショックを受け、自分が福祉に携わって「皆に笑顔を届ける福祉施設」をつくりたいと思いました。そのために、高校では福祉について学び、名古屋産業大学に進学した現在は経営学を学んでいます。

もともとは福祉の専門知識を学び、資格を取る予定でしたが、将来「福祉施設を経営する」という夢を実現するため、大学では経営について学ぶことを決めました。そんな中、名古屋産業大学で「日本初の経営専門職学科」が新設されることを知り、運命のようなものを感じて進学を決定。経営専門職学科では、長期インターンシップなど、経営をリアルに考える実践的な授業が充実しています。また、教員が全員「実務家教員」のため、企業人としての的確なアドバイスがいただけるかつ、挑戦を後押ししてくれるところにも魅力を感じています。

講義では、現実の社会で起きている課題を用いることが多く、正解がない問題として挙げられることがあります。課題解決のために何がどのように紐づいているのか、さまざまな事例と結びつけて応用することで、課題解決力が身に付きました。そのほかにも、意外な解決策で社会が成り立っていることなど、新しい発見ができます。私は大学在学中に起業をしたのですが、社会課題をどう乗り越えていくか解決策を得ることが難しいときは、仲間と共創することでよいアイデアを見つけています。