皇學館大学/私のイチオシ
貴重な資料や論文に触れ、広く神道が学べる
文学部 神道学科 3年
林悠史さん
長野県・松商学園高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私が神道に関心を抱いたきっかけは、幼少期から身近にあった地元のお祭りで、神職という職業を知ったことです。日本の文化や神社、宗教学に興味を持つようになり、神職に就きたいと考えるようになりました。調べてみると、神職になるための資格が取れる大学はとても少ないことが分かりました。その中でも伊勢神宮のお膝元で学んでみたいと思い、皇學館大学を志望しました。
神道は、私たちの生活の中に溶け込んでいる存在だと思います。私自身、普段の生活から感じる時もあれば、大学の講義や実習などで深く神道を知り、普段の生活に生かすこともあります。将来は神職として神明奉仕に励むため、日々学んでいます。
この学問のココがおもしろい
神道学科では神道古典はもちろん、神道と共に生きてきた日本の文化や歴史、神道が社会にもたらす影響などを幅広く学びます。図書館の貴重な資料から情報を集め、さまざまな論文に触れるという学び方は、私には新鮮で興味深いものでした。フィールドワークやプレゼンテーションでは他者の意見や考えを知り、専門家である先生方に質問して自分の考えと照らし合わせさらに深く学んでいくことができます。高校までとは異なる学び方で、学問の面白さを日々感じています。
キャンパスのお気に入りスポット
皇學館大学には祭式教室という、内部に神殿と脇殿を有した施設があります。通常は私たち神道学科が、神社祭式行事作法を学ぶ授業で使っています。実際の祭典を想定して講義を受けることができ、教室に入るたびに厳かな空気を感じます。私たちが神道を学ぶ者であり、卒業後は実際に神社で祭典をする役目である自覚を持たせてくれる場所です。