皇學館大学/卒業後の進路
生徒が英語に苦手意識を抱かないような授業をがしたい

※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
教員をめざしたきっかけは中学時代、友達に勉強を教えた際に「教えるのが上手い!先生に向いている」と褒められたことです。その言葉によって自分が将来教壇に立つ姿を想像できたことが決定的な理由となりました。また、接客のアルバイトや、塾講師や学生サポーターとしてのボランティア活動もキャリア選択に大きく役立ちました。自分の表情や態度が相手に与える印象の重要性を知ることができたし、実際に中学生と接することで現在の生徒像を解像度高く捉えることができました。こうした経験を重ねることで、自分の授業づくりのイメージを具体化し、教員になる意志をより強固にしていきました。
キャリア選択のポイント
教員採用試験の対策として、皇學館大学で行われている集団面接対策講座に参加しました。面接試験はテキストを読むだけでは対策が難しいため、講座を通じて、面接官がどのような視点で質問してくるのか、他の受験者がどのように答えているのかを学ぶことができ、大いに役立ちました。また、他県での教員採用試験を受験する場合は、その県の授業の進め方や教育方針を事前に把握し研究・準備することが重要だと実感しました。模擬授業は常にかみ砕いて、生徒に伝わるかを意識して組み立てていくことが必要だと思います。
今後の夢・目標
生徒に英語を好きになってもらうことが理想ですが、苦手に感じる生徒もいると思うので、英語に対する苦手意識やハードルを少しでも下げることができたらと思います。「嫌いではないかも」と思ってもらえる授業ができるよう努めたいです。
また、英語を学ぶうえで「正しさ」だけにこだわるのではなく、「通じる」という感覚を大切にしてほしいです。伝えたい気持ちがあれば相手に伝わるものであり、文法の正しさだけが重要なのではないと思います。伝え方や伝わり方は人それぞれであり、大切なのは一歩踏み出す勇気です。生徒たちにその勇気を持ってもらえるような授業をめざし、英語を実践的に使える力を育てていきたいと思います。