京都女子大学/志望理由
ジェンダー教育の充実が志望の決め手
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
大学でジェンダーについて学んでいます。その理由はジェンダーに関するさまざまな問題が他人事ではないと感じたからです。
「制服はスカートじゃなくてパンツがよかった」という友人の発言、テレビで見たトランスジェンダー選手の生物学的性別に基づく試合参加、そして親友からのカミングアウトなど、私は高校生の時にジェンダーについて考えさせられる出来事にたくさん遭遇しました。
ジェンダー学は性自認や恋愛対象に関するものだけではなく、女性の権利獲得の歴史やこれからの社会における女性活躍について考える学問です。ジェンダーについて学ぶことが今の社会や自分自身を知るきっかけになると思い、大学で学ぶことを決めました。
この大学を選んだ理由
京都女子大学は、JR京都駅から大学までの直通のバスがあって通いやすいこと、大学周辺に寺社や美術館・博物館といった学びの場があるという点で志望しました。
教育面では、先生と一緒に学ぶ仲間とのコミュニケーションが取りやすい授業形態を望んでいたので、少人数教育が徹底されていることに魅力を感じました。何より高校生の時から関心があったジェンダー教育の講義が多く開講されていることが、京都女子大学を選んだ決め手です。
社会との関わり
現代社会学部はまさに「社会」を学ぶ学部のため、環境問題、歴史、哲学、ジェンダーなどさまざまな視点から社会との結びつきについて学びますが、それだけではなく社会との結びつきというよりはむしろ社会の見方を変えてくれる学びが多くあると感じています。適切な情報を精査する力やネットリテラシーなど、情報化社会には不可欠な能力を養うことができ、さらにはテレビのニュースに対しても理解度が変わり、批判的な見方で社会の動きを捉えることができます。