関西外国語大学/私のイチオシ
グローバル社会でのキャリアを見据え、必要な力が養えるEGCプログラム
※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
関西外国語大学の国際共生学部は、オールイングリッシュの学びを特徴としています。私はその基盤となる英語修得プログラム、「English for Global Citizens(EGC)」の開発を担当しました。オールイングリッシュとは、一般的に英語の授業を英語で行うことですが、EGCでは、英語だけでなく、全ての授業が英語で行われます。また「English for Global Citizens」の名前からもわかるように、グローバル市民に必要な知識の修得に力を入れています。具体的には、SDGsや国連、人権問題など、地球規模の課題について学び、グローバルな課題の解決策を模索します。さらに現代社会に欠かせないデジタルリテラシーも重視した、実践的なスキルを磨けるプログラムです。
この学問のココがおもしろい
私はフランスで生まれ育ち、中学校に入学したときに英語を学び始めました。つまり、私の母語は英語ではありません。皆さんにお伝えしたいのは、EGCの授業で英語を使い続けることにより、ネイティブスピーカーでなくても、英語を流暢に使いこなせるようになるということです。また、EGCの「Digital Literacy」の一例を挙げると、学生たちがグループごとに支援したいNGOを決め、その資金を募るためのウェブサイトを作成する授業があります。これにより、デジタル技術の習得と地球規模の課題解決への取り組みの両方を実践することができます。グループワークによる授業では異なる意見をまとめて協働する力も身に付きます。
キャンパスのお気に入りスポット
留学に関する相談や情報収集ができる施設「国際交流センター」です。1階には国際交流ラウンジがあり、学生たちは留学生と一緒にご飯を食べたり、課題に取り組んだり、異文化交流を楽しんでいます。