四天王寺大学/私のイチオシ

昔から家族が病院にかかることが多く、入院することもありました。入院は、病気の本人だけでなく、家族も不安な思いや悲しみを抱くことがあります。私も不安な思いでいっぱいでしたが、当時担当していただいた看護師さんにあたたかく支援いただき、不安が和らぎました。
専門的な知識と技術を持ち、患者さんはもちろんのこと、家族などを支援できる看護師というお仕事に感動したのがきっかけです。

実習では、授業で学んだ知識や技術を活用しながら看護を実践します。実習を通じて患者さんとの関わりを「振り返る」ことで、自分の行動の傾向や課題に気づくことができました。座学では学べない現場の臨場感や雰囲気などを体感できるのは、とても貴重な機会だと思います。
看護師免許の取得がゴールではなく、患者さんに信頼してもらえる看護師になることが目標です。卒業後も継続して勉学に励み、実践の振り返りを行うことで成長へとつなげていきたいと考えています。

看護棟では、看護を必要とするさまざまなシチュエーションや環境に即した多様な演習施設が設置されています。私のオススメは、シミュレーションセンターにあるシミュレーションルームです。実際の病室が再現され、あらゆる症状や病状に対応した高機能の患者シミュレータモデルを使って看護技術を磨くことができます。
初めてこのモデルを見る人はビックリしますが、演習で活用しているうちに愛着が湧いてきますよ。ぜひ見に来てください！