摂南大学/卒業後の進路
ハイリスクも対応できる知識と技術、判断力を備えた助産師になりたい
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
私は妊産婦とそのご家族に寄り添える助産師になりたいと考えていたため、助産師課程のある大学を志望しました。
私自身、小さく生まれたため、少しの間入院していました。その時の助産師の方が私のケアはもちろん、母にも体調面だけでなく心理面でも気遣ってくださったという話を聞き、私も誰かの役に立てる仕事に憧れをもちました。
摂南大学の看護学部を志望した理由は、薬学部との連携教育により、今の医療現場で求められるチーム医療の在り方や薬の知識をより深く学ぶことができ、少人数教育が徹底されているため、知識や技術がより正確に身に付くと考えたからです。実際に不明点があった時など、先生方が親身に教えてくださり、入学して良かったと思います。
キャリア選択のポイント
摂南大学では、2年次の春頃に就職ガイダンスがあり、早めに就職活動を始められるようキャリア支援が充実しています。
そのため早期から病院見学や説明会、インターンシップに参加し、それぞれの病院の特長や雰囲気、理念、教育体制などを把握し、自分が何を重視し、どんな助産師になりたいのか、どの病院が自分に合っているのかを考え、具体的に行動に移すことができました。
内定先病院を志望した理由は、総合病院として合併症妊娠・ハイリスク妊娠や、産科救急患者を受け入れているため、さまざまな妊産婦と関われることができることに魅力を感じました。
今後の夢・目標
現在の日本では、出産年齢が高齢化し35歳以上が3割近くに増加している背景もあり、高齢妊娠の妊娠高血圧症候群などの合併症のリスクも高くなってくると考えます。
そのため、私は、ローリスクだけでなくハイリスクにも対応できる知識と技術、判断力を身に付け、その時の状況に応じて、妊産婦とご家族の潜在的なニーズや思いをしっかり考えたケアを行うことができるようになりたいです。