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羽衣国際大学

私立大学 大阪府

羽衣国際大学/私のイチオシ

人間に対する視野も広がる管理栄養士をめざす学び

顔写真
人間生活学部 食物栄養学科[管理栄養士養成課程] 中村絵美先生

※掲載内容は取材時のものです

コレ知ってる?

子どもから高齢者まで幅広いライフステージの特徴について学び、身体状況や栄養状態、さまざまな環境条件下に応じた栄養管理について理解する学問が「応用栄養学」です。運動系の部活動や学校外でスポーツに取り組んでいる生徒さんは身体を動かす量が多いので、文化系の部活動の生徒さんよりもしっかりと食事をとる必要があります。しかし、ケガをしてトレーニング量が落ちている時に元気な時と同じように食べてしまうと体脂肪量が増加しがちなので注意が必要です。このように、私たちは健康な時ばかりではなく、病気やケガをすることもありますので、その人の状態に合わせて健康づくりのサポートをしていくことが大切となります。
私はフードスペシャリスト資格取得に関係する科目「食品評価論(演習)」も担当しています。みなさんの身の回りの食品の評価の仕方やおいしさについて学ぶと、より食に関する幅広い知識と技術を身に付けることができるので、日々の食を楽しむのに役立てることができますよ。

この学問のココが面白い!

さまざまなライフステージやライフスタイルの人々について学ぶことで、人間に対する視野が広がるところに、「応用栄養学」の面白さがあります。
私はスポーツ選手と関わる機会がありますが、競技の種類やレベルによって食に対する意識の高さや実践度合いに違いがみられます。ケガをして入院しているスポーツ選手の食事調査では、管理栄養士が考えた栄養バランスのとれた食事を食べているはずが体脂肪量が増えていたのです!そこで入院している選手の食の実態を調査した結果、差し入れのお菓子や甘い飲み物を予想外に摂取していたことが判明しました。
また、「食品評価論(演習)」で学生たちが計画・実施したおいしさの評価の中で面白かったのは、産地の異なる高級チョコレートの食べ比べです。受講生によっておいしいと思うチョコレートが異なり、大いに盛り上がりました。ちなみに、学生には酸味が抑えめのチョコレートが人気でした。

キャンパスのお気に入りスポット

オープンキャンパスに参加されたら、ぜひ実験・実習棟2階の食物栄養学科の臨床栄養実習室や3階の栄養教育実習室を見学してください。健康状態を測定できる機器や本物そっくりの食べ物の模型があって驚きますよ。
オープンキャンパスが終日開催される回は、3階のカフェテリアでおいしいランチメニューをお楽しみください。食物栄養学科の学生が考案したランチが食べられます。迷って選べなかった方は、もう一度本学にお越しください!
在学生にもあまり知られていないのですが、堺市出身の歌人・与謝野晶子の歌碑がキャンパス内にあります。「朝ぼらけ羽ごろも白の天の子が乱舞するなり八重桜ちる」(歌意:夜がしらじらと明けてくる頃、薄紅色の八重桜が散るさまは、まるで白い羽衣を着た天女が乱舞しているようです。)の歌を、書家杉岡華邨の筆により刻んでいます。歌中に羽衣の語があることから、この歌が選ばれたそうです。
キャンパスのどこかにありますので、ぜひ探してみてくださいね!

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